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誤解じゃ済まない!イマドキの子たちにはどう声をかければ納得してくれるのか

  • 2018/05/29
  • ビジネス
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  • のりき 夢丸
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これが本当の悩ましい世代間格差なのかも

これが本当の悩ましい世代間格差なのかも

オヤジ世代から発せられたある一言を純粋に受け止めて、不幸な境遇に陥ってしまう若者の「事象」が後を絶たない。

「日大アメフト部員による故意ファール事件」もそうだが、最近ビックリしたのが、高校の野球部の練習中に監督から「ボールが頭に当たると死ぬぞ」と言われた部員がショックで練習を休むどころか、不登校になってしまったという案件。

もちろん、どちらの案件もいまだ正確な説明が済んでいるわけではない。またここまでひどい状態を生み出すには、普段からお互いがどんな信頼関係を築いているのかにも因るだろう。

それにしても、一番言葉足らずでぶっきらぼうになりがちなオヤジ世代(自分含め)は、自らを相当引き締めて若い世代に発言しなければならない、ということだけは確かである。

 

子供時代はもともと思考回路が短い

子供時代はもともと思考回路が短い

オヤジがのびのびはしゃぐ子供らを見て「若いっていいなぁ」と思うのはしょっちゅうあることだ。
何というか行動力旺盛というか、直線的で瞬発力があって、それがうまくハマったときの「突破力」は、あの時代にしかない魅力がある。

裏を返せば、子供たちは「あまり回り道をせずに進みたがる」という特性もあるのだろう。まわりくどいことを嫌い、正解はひとつあれば当面困らない、と考えているフシもある。

人を指導する立場にとって、子供の成長を促すには、この「直線性」を活かす方法が一番効果的だ。
直線的に伸びる時期には、要点をつき直線的に指導する、これだとうまくいったときの成長は一番早い。

 

オレたちは単に歳をとっただけ、という自覚を持て

オレたちは単に歳をとっただけ、という自覚を持て

が、ここでオヤジたちが陥りやすい罠がある。

それは

中身はどんなにフツーのオヤジだろうが、肩書きがひとつあるだけで、子供たちからオヤジは「絶対君主」に見えている

ということだ。

普段は商店街のオッチャンだろうが、野球帽かぶってグランドに出て「はい、集合!」と声をかければ、子供選手たちはザザザッと周りに集まってくる。
それは子供なりに「監督と選手」の立場の違いを理解しているからで、決してオヤジを崇めているわけではない。
もちろんこうでなければ、指導もおぼつかないのだが。

ただこの状態を「気持ちいい〜」と勘違いすると、オヤジは周りが見えなくなり、自分の問題行動に気がつかなくなる。
オヤジはただ歳をとっただけでも、気がつけば人の輪の中心に座らされることがあるし、身分不相応な役をやらされることも日常茶飯事だ。

肝心の中身はといえば、いま目の前にいる子供らとそう変わりない!

 

子供たちにも今そこにある危機を地道に理解してもらおう

子供たちにも今そこにある危機を地道に理解してもらおう

そして最後に、実体験の絶対量が不足し、想像力に欠ける今の子供たちにも、少し歩み寄ってもらわねばならない。

野球部の話ばかりで恐縮だが、硬式の球というものは、本当に硬く、ミットがあっても取り損なうとものすごく痛いし、ファールが足に当たれば即青あざで、次の日は歩けない。

球が頭に当たれば全部死ぬわけではないが、かといって今度は、実際頭にかすったときに「こんなにひどいケガをするなんて、だれも言ってくれなかった」という逆の話にならない保証はどこにもない。

今キミがすごく好きなこと、キラキラ輝く夢にも、危険が潜んでいることをまず最初に教えておくことは大切で、これと普段罵声を浴びせ、怒鳴り散らすことを天秤にかけるのは間違っている。

宇宙飛行士を目指す子供たちが「アポロ13号の奇跡」や「チャレンジャー号爆発事件」をどこまで理解し、自分なりにかみくだいているだろうか。それとも過去の先輩の教訓はもう教えなくていいのだろうか。
オジサンはちょっと違う気がする。

オヤジたちに求められるのは

教えるべき時に、教えるべき人が、教えなければいけないことだけを、子供たちにゆっくり伝える地道な作業の繰り返し

である。

急いて理解させようとしてはいけない。
ヘタな人が教えてはいけない。
一度にたくさん教えてはいけない。

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のりき 夢丸
のりき 夢丸
馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。 競馬血統ブログ「ほぼ毎週競馬ナビ」にて執筆中。
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