トレーナーになるには?必要な条件とは
- 2018/11/03
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トレーナーになりたい人急増中
最近トレーナーやパーソナルトレーナーになりたいと考える人が急激に増えています。筋トレってある意味魔力のような魅力を持っていますから、それに魅入られてしまうと人生の全てを捧げたくなってしまうのかもしれません(私もそうです)。
今回は、実際にトレーナーになるために資格が必要なのかどうかや、トレーナーとして必要な知識や技術の習得について簡単に解説していきます。
トレーナーって資格がいるの?
結論から言ってしまうと「必要ありません」民間資格はいくつかあるものの、例えば医師免許のように、その資格を持っていなければ職に就くことすらできない、という職業ではないのです。
ただ、信頼性の高い資格を持っていると転職時や会員さんへのアピールで役立つこともあるでしょう。
有名な資格としては、NESTA-PFTやNSCA-CPT、JATI-ATIですね。前の2つは世界的にも認められている資格でJATI-ATIは日本国内で発行される資格です。JATI-ATIは実務経験が3年以上必要になりますのでその点はちょっとハードルが高いといえるでしょう。
トレーナーとしての知識を身につけるには
トレーナーには特に資格は必要ないと前述しました。そして資格取得のための勉強も全くの無駄とはいいませんがあまり実践的でないのは事実です。
今の時代、筋トレに関する実践的な書籍は数多く出版されていますしネットを使えば本当に多くの情報をいとも簡単に手に入れることができます。つまりインプットに関しては全く困ることがないのです。
問題となるのはアウトプットです。結局は実践してみて自分でしっくりくる筋トレ方法やサプリメンテーションを見つけていかなくてはなりません。自分で試してもいない方法を自信を持って会員さんに伝えるのはとても難しいですし説得力も生まれませんからね。
スキルアップを迅速に進めるためにはインプットとアウトプットの回転をとにかく速くすることです。
結局は接客業!
筋肉を育てたり筋力を強化するための知識や技術をどれだけ身につけても「結局は接客業である」という意識を忘れてはいけません。トレーナーは通常の接客業よりも遥かに「接客業度が強い」職なのです。
顧客である会員さんのモチベーションを維持するため、ときには褒め、ときには叱咤しながらそれでも良い関係を保たなければなりません。会員さんから能力的にも人間的にも深く信頼されることが重要となるのです。
相手の好みやキャラクター、ニーズを見極め正しくアプローチするにはある意味センスが必要となります。自分の価値観を押し付けるだけでなく、また、相手の価値観を受け入れるだけでもなく、ベストな方向へと自然に導いていく高度な接客レベルが要求されるというわけです。
何なら起業しちゃう?
もう俺は一からトレーナーとしての経験を積んでいる暇はないんじゃー!という人の場合、資金力を活かして自分のジムを立ち上げちゃうというのも全然アリです。ベースを開放型の一般的なジムとし、雇い入れたり協力してくれるトレーナーを使ってパーソナルトレーニンサービスも実施すればよいでしょう。
ジムというのは初期の設備投資が大きく掛かりますがその後は仕入れなどの費用がほとんど存在しないためランニングコストは抑えられるのです。その分、集客には常に力をいれなければなりませんがとりあえず家賃や水道光熱費用分の売上を作れればすぐに倒れることはありません。
ジムは大型店舗にハイレベルな機材を並べようとすると1億円以上の資金が必要となります。ですが、小規模でそこそこの機材であれば数百万円で完成します。
筋トレ愛のある勇者は是非挑戦してみてください!