筋トレレベルアップ!陥りがちな間違いポイントとは
- 2018/01/05
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ちょっとの違いで肉体は進化する!
中級者以上のレベルになると、個人差はあるもののどうしても壁を越えられない時期というものがやってきます。マジメに筋トレを頑張っているはずなのにどうしても変化が得られない。いわゆる停滞期と呼ばれる期間ですね。
筋トレでは停滞期を脱するために、ピリオダイゼーション(期分け)というテクニックがよく使われますが、今回は少し別の方法、アプローチでこの停滞期を打破するヒントについて解説していきます。
初心者はもちろん、中級者でも陥りがちな間違いポイントを正すことで、実は簡単に肉体の成長を再開することが可能なのです。
①刺激の変化を求めすぎはNG!
筋トレでは「マンネリ」は絶対にNGだとされています。筋肉がその刺激に飽きてしまうともう発達しないと考えられているからです。そのため、同じ部位を狙うトレーニングでも毎回種目を変えたり、重量やレップ数を変えるトレーニーはとても多いのです。
ただ、変化を求めすぎるあまり、種目ごとの習熟度が低いまま右往左往しているケースも散見されます。
最近はインターネットの発達もあり、悪く言えば情報過多。頭でっかちになっているトレーニーが特に若い人に多く見受けられます。
毎回の変化を求め過ぎて、自分が何をしたいのか分からなくなっていると少しでも感じた場合、基本に忠実なトレーニングをひたすら1ヶ月間繰り返してみましょう。大胸筋のトレーニングであればベンチプレスや、ダンベルベンチを中心に10レップ3セット。これを3種目程無心になって続けるのです。
一風変わったマイナーな種目につい魅力を感じるのも分かりますが、基本こそ王道であり、迷った際に戻ってくるべき道なのです。
②コンパウンド系種目に偏りすぎている
コンパウンド系種目というのは日本語で「多関節種目」のこと。つまり複数の関節や筋肉を同時に使い、高重量を扱うことのできる種目を指します。
ベンチプレスやスクワット、デッドリフトといったビッグ3は全てコンパウンド系種目に属しますし、筋トレの基本中の基本であると考えられています。
ただ、コンパウンド系種目にも大きな弱点があるのです。それは「ターゲット部位をピンポイントで狙いにくい」という点です。初心者が一生懸命コンパウンド系種目に打ち込めばすぐに体全体が大きく成長し、高い効果が発揮されます。しかし、中級者以上のレベルになると、相当丁寧に動作しなければ、コンパウンド系種目では逆に刺激が分散してしまい、ターゲットに対して狙い撃ちができなくなってしまうのです。
自分の筋トレメニューの構成をチェックし、もしコンパウンド系種目に偏りすぎていると感じるのなら、いっそのこと一旦全ての種目をアイソレート系に変えてみましょう。通常アイソレート系の種目はトレーニングの後半に設定されますが、これを第一種目の体がフレッシュな状態で実施することにより、新しい気付きを得られることも多いのです。
③痛みを無理に我慢して筋トレしている
これは特に日本人に多いのですが、我慢こそ美徳と考える風潮が根強いため、少し怪我をしていたり関節に痛みがある場合でもトレーニングを継続してしまう人が多いのです。
しかし、無意識のうちに痛みがある部分を庇って動作してしまうのが人間という生き物です。いかに精神的にタフであっても体の自然な反射的動作からは逃れることはできません。結局は不自然なフォームになったりパフォーマンスが落ちてしまい無駄な筋トレとなってしまうのです。
痛みがある場合は素直に別の部位をトレーニングするか、スパッと筋トレを中断して身も心もリフレッシュしてしまいましょう。その方が中・長期的に見て良い結果が得られるのです。
④具体的かつ数値的な目標設定が無い
4つ目の間違いポイントは筋トレやフィットネスに向き合う姿勢についてです。自分の思いつきやフィーリングでトレーニングをしたり食事管理をするのも決して悪いことではないのですが、確実な成果を手に入れたいのであれば具体的な目標設定を掲げることはとても重要な意味を持ちます。
例えばビッグ3のトータルを600kgにする。半年後に体重を○○kgにする。○月○日のコンテストで優勝する。そういった目標があればより綿密なスケジュールや食事管理を行うことが可能となりますし、目標達成に向けての進捗率も知ることができます。
今、具体的な目標がない人は現実目線で何か一つだけでも目標を立ててみましょう。一つひとつ段階をクリアし、自分を成長させていくためにはとても大切なことです。