筋肉は7年で完成する?正しい努力で速攻マッチョに!
- 2017/11/30
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正しい努力で筋肉は完成する
少し前の日本ではどんな分野においても精神論、根性論が主役でした。とにかく気合いで問題を解決する。ある意味潔くて良いのですが現代の雰囲気とはかけ離れていますね。
ビジネスの世界では「生産性の向上」が至上命題として掲げられて久しいのですが、どうも筋トレや肉体改造の分野ではそれが個人の意識としてまだまだ根付いていないようです。
非効率的、非合理的なやり方で肉体改造に失敗する初心者を筆者はこれまでたくさん見てきました。
肉体改造で成功するためには、いかに短期間で結果を出すかがとても重要です。そのためには筋肉の生産性を高めなくてはいけません。
遺伝的限界には7年で到達?
人それぞれ持っている遺伝子、DNAは異なります。筋肉をどれだけ体に付けることができるのかも、その限界量は大きく遺伝子に左右されるのです。
これがいわゆる「筋トレの才能」と呼ばれるものですが、どれだけ才能がある人も、そうでない人も、およそ7年正しい努力を続ければ自分の限界レベルまで筋肉量が到達すると考えられています。
この7年という数値は科学的なエビデンスに基づいたものというより、過去のいろいろなボディビルダーやアスリート達からのフィードバックの結果です。ただ、経験値に基づいたものですからむしろ正確なのではないかと考えられています(個人差はもちろんあります)。
この年月はあくまでも成人してからのものです。ティーンエージャーのうちから筋トレを頑張っていたとしても20代中盤ではまだ肉体は完成しません。早くても30歳前後になるというのが、ある程度一致した筋トレ業界の一般論です。
細マッチョくらいなら1年で行ける!ただし…
ほとんどの人は、何も限界まで筋肉量を増やしたいとは考えていないでしょう。せいぜい細マッチョくらい、もしくは細マッチョ+αくらいで十分という人が大半ではないでしょうか。
で、あれば正直なところ1年もあれば十分目標とする筋肉量は達成できます。これは間違いありません。
ただし、これには条件があるのです。それはあくまでも「正しいアプローチで」筋トレや減量を行うことです。冒頭で述べた「筋肉の生産性を高める」これを実現する方法こそ正しいアプローチというわけです。
やり方が正しいのに肉体改造に失敗したという人を筆者は見たことがありません。失敗した人というのは何かしら根本的な間違いをおかしているのです。特に独学で自分本位なトレーニング方法を実践している場合その傾向が強くなります。
自分本位でワガママなアプローチは失敗の素
筆者がプライベートで接する人達から求められるアドバイスとして一番多いのが「自宅で、道具無しで、細マッチョになりたいんですが…」というものです。
細マッチョのレベルも人それぞれの価値観によって多少違うと思いますし、単に痩せたいだけであればダイエットメインになりますから道具無しでも問題ありません。
しかし、ある程度しっかりとした筋肉を付けたいと考えているのであれば、なぜ道具無しにこだわるのか…筆者にはそこが理解できない部分です。
何か目的を達成しようとした場合、我々人間はほとんどの場合道具にこだわります。便利なアイテムを使って無駄な時間や努力を省こうとするのが普通の考え方です。
旅行に行くのであれば車や飛行機、電車を使いますし、料理を作るなら鍋や包丁、火を使える環境を用意します。
車を運転するのが面倒くさいからといって徒歩で旅行に行く人や、素手で食材を切断し、摩擦熱で火を起こそうと考える人などまずいないでしょう。
なのになぜ肉体改造においては道具無しにこだわるのか…。
道具というのは先人たちの経験と知恵の結晶です。道具を使わない方が「手軽な気分」なのかもしれませんが、結果を得るのに大きく遠回りすることになってしまうのです。