ダイエット?筋肉増強? 目的別プロテインの選び方・摂取方を教えます!!
- 2017/12/18
- ボディメイク
- 503view
- 食育
- サプリメント
- ダイエット
- プロテイン
- 筋肉
- 身体
プロテインは一筋縄では語れない
誰もが知っている栄養補助食品にプロテインがあります。
その成分はたんぱく質ですから、筋肉を増強するものとの認識が第一かもしれませんが、そればかりでもありません。
身体を絞ってダイエットするためにも用いられている場合もあります。
もちろん、それぞれの場合におけるプロテインには種類も使用方法も違うこととなります。
大まかにはプロテインの摂取量は体重の1~2倍とされてはいます。
これを日常の食品から摂取するには意外に大量の食事が求められます。
そこでプロテインで一気に摂取してしまうのは、理にかなってはいるのです。
ただ個人の身体の状態や運動量と求める身体の筋肉量や体重とによって、それらは微妙に変化を加えるべきものです。
ここに掲げる一般的に方針となる基礎知識を踏まえながら、自分の摂取するべきプロテインと摂取方法を構築してみたいものです。
筋肉を増強するためには
・ホエイプロテイン
ホエイとは、牛乳を固めた時に残った液体のことです。
ホエイプロテインは体内への吸収スピードが速いのですすめられます。
ですから筋トレをして筋肉細胞が疲弊したところに吸収されると、たちまち筋肉へと転換されやすくなるのです。
こうすれば、筋肉の補修をしてより太く強くしてくれるのです。
大体、筋トレを終えてから30分くらいの間に摂取しておきます。
もしくは筋トレの1時間くらい前にあらかじめ摂取して筋トレ中に筋肉を傷めないようにする方法も一理あります。
筋肉を作るだけでなく筋肉の分解を抑える働きもあるからです。
・カゼインプロテイン
カゼインプロテインも牛乳由来のプロテインですが、胃に入ると胃酸で固まる性質があります。
その影響でホエイプロテインに比べて吸収スピードが数倍も遅いものです。
ですから即効性を求めるのではなく、筋肉が減らないように筋肉を作る原料を備蓄するためのものとして捉えるべきです。
筋肉を増強するというよりは、運動しなくても筋肉を維持させる働きのあるものとされます。
主に夜間や休日の運動をしない時間帯に摂取するべきものとなります。
特に寝ている間に成長ホルモンが分泌され、筋肉が作られますのでそのタイミングに合わせて就寝の1時間くらい前に摂取しておくのが良いです。
ダイエットをするためには
ダイエットで食事量を落とすと不足するエネルギーの補給に脂肪だけでなく筋肉まで分解されたりします。
そうなると、基礎代謝量も落ちてしまいますので、太りやすい身体を作ってしまうのです。
そのためダイエット中には筋肉を落とさないためのプロテインの補給がすすめられるのです。
・ソイプロテイン
ソイとは、大豆のことです。
ソイプロテインは体内への吸収スピードが遅いのですすめられます。
いつまでも胃の中に収まっている感じがしますので、その分だけ食事の量も減らしやすくなります。
それだけでなく脂肪を燃焼させる効果もあるとされています。
また、大豆のイソフラボンによる抗酸化力でアンチエイジングなどの健康効果も期待されます。
・食事の一部分とする
間食が習慣になっている人は、間食の代わりにすると良いです。
また毎食前に摂取すれば、毎回の食事量を自然に抑えられます。
3食のうち1食だけはソイプロテインで済ませるのも方法の一つです。
ここで難しいのが摂取量です。
ソイプロテインは摂取すればするほどダイエットになると言うものではありません。
摂取量を増やして食事量を減らし過ぎると、必要な栄養が不足してしまいますのでバランスを取って無理のないダイエットにしましょう。
これは個人の体質や求めるダイエットの成果にもよります。
少しずつ増やしながら体調の変化をチェックしていくのが良いです。
プロテインはたんぱく質だから大丈夫だと、摂取し過ぎても身体には負担となってもしまうのです。