なんとなくピーナッツを敬遠している人の為に教えてあげたい
- 2017/02/11
- ボディメイク
- 331view
- 食育
- おつまみ
- 健康
- 栄養
- 栄養価
- 食べ物
- 食品
ピーナッツのイメージは間違っています
ピーナッツは食べ過ぎるとのぼせて鼻血が出ると言われて、酒のつまみにちょこちょこいただいていると言う人もいるでしょう。
鼻血の根拠になっているのが、その脂質含有量の高さにあります。
ピーナッツ油の原料になっているように、その半分は脂質でできています。
しかも脂質と言えば聞こえは良いかもしれませんが要は脂分ですので、それは内臓脂肪になるだけではなかろうかと言う思い込みにも埋もれていたのです。
さらにはニキビも増やしてしまうと言われれば、それはさもあらんといまだに納得している人も多いのです。
芽の部分には身体に良くない成分が含まれていると言う人もいますが、全くの噂でしかありません。
客観的に成分を分析する限りは、ほどほどであれば身体に良いことだらけなのです。
ここで廉価で出回っているピーナッツを摂らない手は無いと見直すことが賢明なのだと知らされることでしょう。
ピーナッツの成分を正しく理解しよう
・脂質
ピーナッツの脂質は、身体に良い脂分になるのです。
植物性ですので、中性脂肪や悪玉コレステロールを下げてくれます。
大地の中から吸収したミネラルを摂り込んだオレイン酸やリノール酸の不飽和脂肪酸が動脈硬化などを抑制してくれるのです。
それだけでなく血管をしなやかで強く丈夫にする働きもあるのです。
カロリーこそ高めですが、糖分としては少ないので食べてすぐに血糖値は上がりにくくなっています。
ですので、肥満の原因にはなりにくい食べ物と言えるのです。
・タンパク質
良質の植物性のタンパク質も豊富で血や肉が若返る原料にもなってくれます。
ポリポリと言ういかにも食べてるぞっと言う音も、その適度な噛みごたえも脳に与える影響は良いものがあります。
・アルギニン
アミノ酸の一種のアルギニンは、男性機能にも効果があります。
血行も促進し新陳代謝も促してくれます。
・ビタミンE
細胞を活気付けるので若返りビタミンと言われるビタミンEは、癌や循環器系の疾患の予防にもなります。
・レスべラトロール
ポリフェノールの一種であるレスべラトロールが多いのも特徴的です。
これには細胞の老化を防ぐ抗酸化作用に優れたものがあります。
・食物繊維
高カロリーながらも、食物繊維はダイエットには効果を発揮する成分です。
・ナイアシン
アルコールの分解が促進されますのでビールのつまみとしては最適とも言えます。
と言っても、ビールの進み過ぎもいけません。
ピーナッツの食べ方
いくら身体に良いと言っても、そのカロリーは高いので摂り過ぎれば肥満の原因にもなります。
望むべく摂取量は一日20粒くらいとされています。
これは約150Kcalとなります。
ビールなどのつまみにしていると、これくらいはあっという間に消費してしまう量でもあります。
控えめにしながらもその効果を承知しながらつまみにするのが理想的なのでしょう。
最もポイントになるのは、その半分を占める植物性の良質の脂分を摂取するところに尽きます。