体脂肪撃退作戦!脂肪合成を阻害するための有効なサプリメントとは
- 2017/06/18
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無駄な体脂肪を作らない事が重要
スリムでカッコイイ体になるためにはとにかく体脂肪を落とさなければなりません。つまりダイエットですね。このダイエットが過酷なものになるか、それとも楽々スピーディーにあっという間に終わってしまうかは「ダイエット以前に体脂肪を増やしすぎていない事」が重要になります。
筋トレを含め、効率よくボディメイクを考えるのであれば筋力をメインに増やす「増量期」と「体脂肪を積極的に落とす」減量期に分けて計画を立てるべきですが、この増量期に余計な体脂肪をいかにつけないようにするかは極めて重要な部分なのです。
そこで今回は、減量期はもちろん、増量期にとっても役立つ脂肪撃退作戦の方法について解説していきます。体脂肪はどのようなメカニズムで我々の体内で合成されるのか。敵を知り己を知れば百戦危うからずと言います。有効な武器(サプリメント)も紹介しますのでガッチリ覚えておいて下さいね。
体脂肪が作られる基本的な仕組み
体脂肪という名前からイメージするに、脂質を多く食べてしまうとその分体脂肪が増えてしまうように考えてしまいますが、人間の体はそうそう単純ではありません。実は脂質だけをたくさん摂取してもそれだけでは体脂肪を合成することは出来ないのです。
体脂肪を作るためにはブドウ糖が必要となります。つまりは糖質ですね。体内ではブドウ糖を代謝する際に「クエン酸」が作られるのですが、この過程でエネルギーが余ってしまうとこのクエン酸は体脂肪合成の方向へと振り向けられてしまうのです。
エネルギーが余る、というのは簡単に言うとカロリーの過剰摂取です。クエン酸は筋肉を動かすエネルギー源となる「ATP」を作るのですが、体が「今は運動してないしATPはあんまり要りません」という信号を発してしまうとATPを作らずに体脂肪を合成してしまうのです。
脂質は高エネルギー源であり、糖質は体脂肪を作るための鍵になります。この両者が組み合わさることで余計な体脂肪が増えてしまうわけです。
脂肪を作らせない!そのための食生活とは
ここまで読んで頂ければどのような食生活をすればよいか、なんとなくイメージできますよね。そうです、高タンパク質食が最も理にかなっているのです。
ですが、糖質や脂質を完全にカットするのもよくありません。要はバランスです。減量中でなくそこそこ筋トレをする習慣がある人は1日に150g~200g程の糖質摂取量であればそうそう体脂肪は増えません。
また、意外と効果があるのが緑茶や玉ねぎです。緑茶に含まれるカテキンや玉ねぎに含まれるケセルチンは脂肪酸の合成を阻害する働きがあるため、食事中や食間に積極的に飲んだり食べたりして頂きたいと思います。
生化学的なサプリメントによるアプローチ
体脂肪を増やさないためのサプリメントとして注目したいのはガルシニア(ヒドロキシクエン酸)とアルギニンです。特にガルシニアはクエン酸が体脂肪を合成するのをブロックする働きがあるため有効です。
ガルシニアやアルギニン、緑茶カテキンなどに加え、減量に入ったらカルニチンも摂取すると更に除脂肪効果が高まります。カルニチンには体脂肪をエネルギー化するのを促進する働きがあるためで、より積極的なダイエットに役立ってくれるでしょう。