月と暮らし

交通事故や犯罪が増える満月の日。月には引力があり、その引力によって私たちの体の水分バランスが崩れ、普段より大胆な行動に出てしまったり心が乱れてしまったりするという説があります。交通事故に関しては、単に見とれてしまい、前方不注意になっていたということもありそうですが、実は、月がまったく見えない新月の日においても交通事故は増えるようなので、やはり引力説は有力ではないかと思います。

月は私たちの心身に不思議な働きかけをします。満月を見ているだけで吸い込まれそうになるときもあれば、心がざわついたり、逆に癒されたりする経験を持つ人は少なくないはずです。最近、女性の間ではこの満月や新月の日を利用して、ちょっとした儀式をする人が増えています。儀式をいうと何やら怪しげですが、女性の流行りものを受け止めるというのも、デキる男性の役割かと思いますし、男性でも知ればハマるかもしれないということでご紹介します。

満月と新月の日

ご存知の方も多いかと思いますが、月には月齢というものがあり、新月の日を「0」とし、30を数えた日が次の新月となります。満月はちょうど半分の「15」ですね。ちなみに、2017年の2月から6月までの新月と満月の日は次のようになっています。

＜新月＞
2月26日、3月28日、4月26日、5月26日、6月24日
＜満月＞
2月11日、3月12日、4月11日、5月11日、6月9日

2016年は3回あったスーパームーンですが、残念ながら2017年はありません。2018年は元旦がスーパームーンなので、こちらは覚えやすいですし、月見ツアーも開催されるかもしれませんね。

満月と新月の行い

満月の日には、ダイエットを開始するのに向いているといわれていますが、その一方で激しい運動は避けたい日でもあります。体の内側にたくさんのエネルギーが蓄えられるので、一気に発散させたくなりますが、いつもの何倍もの発散になってしまうため思わぬ事故に繋がる恐れがあります。また、外にいるとついついお金を使いたくなってしまうので、こちらにも注意が必要です。女性のなかには月光浴を楽しむ人もいますが、男女問わずパワーストーンがお好きな方であれば、石と一緒に月光浴をすると良いでしょう。石と心身の浄化に役立ちます。

新月の日には願い事をすると良いといわれています。願い事は手帳でも良いので紙に書いてください。書くときのポイントは、数は1つや2つではなく、10個程度にすること、他人に関する願い事ではなく自分自身の願い事にすることです。ほかにも貯金をするのによい時期で、貯金箱を買ったり手堅い投資を始めたりするのもお勧めです。ただし、ダイエットをするには不向きなので、せっかくですから満月まで待ってみるのも良いかもしれません。

満月には月光浴、新月には願い事。元々は占いやスピリチュアル系のことが好きな女性の間で行われていた儀式のようなものでしたが、今では広く知られています。男性で実践している人はまだまだ少数派かもしれませんが、貴方もいかがでしょうか。