江戸時代は“エロ時代”だった!今では考えられないセックス事情とは
- 2017/06/23
- モテ
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性の話題がタブーになったのは最近のこと
今の日本は性の話題がタブー視されている傾向があります。
セックスの話をすると「恥じらいがない」「下品」と顔をしかめる人も少なくありません。
そういった背景があって「日本は古来から性に対して禁欲的で、セックスの話を人前でするなんてもっての外だった」…と思われがちですが、かつての日本は今では考えられないほど性に対しておおらかで大胆だったようです。
性の話題がタブー視されるようになったのは、性風俗に対して厳しいキリスト教の文化が日本に入ってきた、明治維新による文明開化が大きく影響していると考えられています。
今から遡ることわずか150年前の江戸時代までは、世界的に見ても日本の性文化はおおらかであり、セックスレスとは無縁のような生活を送っていたのです。
野外でのセックスが珍しくなかった
性をテーマとする浮世絵「春画」を見てみると、庭の物陰や畑の藁の上でセックスする男女が描かれています。
今は公然わいせつ罪やラブホテルがあるので、リスクを顧みず野外でセックスする人は少数派ですが、江戸時代は道のど真ん中ではないものの外で行為に及ぶ人が少なくなかったと言われています。
江戸時代には逢引きの場である出会い茶屋がありましたが、誰もが利用できる料金ではなかったため、外でセックスする人が多かったのでしょう。
回数重視だった
現代のセックスは「数より質」です。
1回の射精に至るまで時間をかけてゆっくり楽しむ人が多く、そのほうが女性に喜んでもらえると考えている人も多いのですが、驚くべきことに江戸時代は真逆でした。
江戸時代は一晩の射精回数が多いほど良いセックスとされていて、春画では一晩で5回も10回も好意に及ぶ様子が描写されています。
春画は極端な表現を好むため、現実に一晩で10回も射精できる男性ばかりではなかったとは思いますが、数を重視する当時のセックス観がよく現れていると考えられています。
喘ぎ声が聞こえても気にしない
長屋の壁は薄く、隣家の物音が丸聞こえでした。
近頃では騒音トラブルで深刻な事件を招くことがありますが、江戸時代はどこからともなく喘ぎ声が聞こえてくるのが当たり前だったようです。
前戯をほとんどせず、服を着たままセックス
現代のセックスは前戯にたっぷり時間をかけて全裸で交わうのが普通ですが、江戸時代は挿入がメインで服を着たまま行為に及ぶのが定番でした。
前戯を重視しなかった時代なので、射精の回数で満足感を得ていた男女が多かったのでしょう。
恐ろしい性病『梅毒』が大流行!
江戸時代以前から少なからず海外と関わりがあったため、交易品と一緒に危険な性病が持ち込まれました。
その一つである梅毒は、江戸時代の人の約3%が感染していたと言われているほどです。
梅毒はペニシリンが開発されるまでは死の病として恐れられていて、進行すると顔が崩れて骨にまで形跡が残ります。
性に奔放すぎるのも考え物ですね。