覚えておこう!冬に急増する病気はコレだ!
- 2017/10/28
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絶対予防!冬に急増する病気を知ろう!
爽やかな秋が終わるといよいよ冬。楽しいイベントも多い季節ですが、その一方で感染症を始めとした様々な病気のリスクが増大する時期でもあります。
特に我々オヤジ世代は、ちょっと疲れが溜まっただけで体調を崩しやすい儚い存在。自分のためにも、そして家族に迷惑をかけないためにも、冬ならではの危険度の高い病気について基礎知識を学んでいきましょう。
予防接種必須!インフルエンザ
冬に流行する超危険な病気といえばインフルエンザです。子供やお年寄りだけでなく、体が弱っていると現役世代でも死に至る事があります。
インフルエンザ対策として重要なポイントは二つ。一つは予防接種です。既に病院では予防接種が実施されていますから確実に受けておくことをオススメします。予防接種を受けておけば確実にインフルエンザの感染を防ぐことができるわけではありませんが、実際に感染しても症状が比較的軽く済むのです。
もう一つは「ちょっとでも怪しいかな」と感じたらすぐに病院を受診し、検査が陽性であればタミフルを処方してもらうことです。タミフルは症状が現れてから48時間以内に飲まなければその効果を得ることができません。ですから、素早い行動が重要となります。家族に罹患者が現れた場合は自分に症状がなくてもタミフルを病院からもらうことができます。タミフルはインフルエンザ感染の予防にも使えますので必ず覚えておいてください。
上から下から大忙し!ノロウィルス
冬になると増えるノロウィルス。上から下から大忙しというのは激しい嘔吐と下痢が同時に起こるという意味です。
ノロウィルスを始めとしたウィルス性胃腸炎には他にも、ロタウィルスやアデノウイルスがあります。
食べ物飲み物どちらも全く受け付けることができなくなり、ウィルスを撒き散らしながらのたうち回ることになります。本人は地獄のように苦しいですし家族にも感染リスクが拡大してしまいます。
病院を受診しウィルスが体内から排泄されるのを待つしかありません。これらのウィルスは飛沫感染しますから冬の時期に意味もなくたくさんの人が集まる場所には行かないほうがよいでしょう。当然手洗いうがいも小まめに行います。また、腸の粘膜を強化するグルタミンサプリメントを日頃から飲んでおくのも良い予防法となります。
耐え難いノドの激痛!溶連菌感染症
風邪やインフルエンザと近い症状となるのが溶連菌への感染です。溶連菌は大人が感染しても症状が現れないことも多いのですが、実際に発症した場合は大人の方が死亡率が高くなるという危険な感染症です。
溶連菌感染症の症状としてはとにかく「激しいノドの痛み」が顕著です。また、溶連菌感染症は自然治癒することがありません。疑わしい場合は病院へと行き抗生物質を処方してもらいます。
年配者の場合、合併症を引き起こして重症化するケースも珍しくありません。安易に風邪だと決めつけて放置しないことが大切です。
合併症の危険も!マイコプラズマ肺炎
こちらも細菌が原因の感染症です。「肺炎マイコプラズマ」という菌が原因となります。
重症化した場合は呼吸困難や吐き気、胸痛などの症状があります。潜伏期間が3週間ほどあり、自分が感染してから発症するまでの間に家族にうつしてしまう可能性も高くなります。特に小さな子供がいる場合は要注意です。
マイコプラズマ肺炎は市販の風邪薬はほとんど効果がなく、特殊な抗生剤で治療する必要があります。風邪薬が全く効かない場合は躊躇せず病院に行くようにしましょう。
オヤジの死亡率高し!心筋梗塞
最後は特にオヤジ世代が注意したい「心筋梗塞」です。ウィルスや細菌による感染症ではありませんが、気温が低くなる冬には多発する病気です。
心筋梗塞は寒さに対応するために血管が収縮した際に、スポンと血栓などが詰まってしまうことにより起こります。特に急激に寒い場所へ行った時(浴室など)発症リスクが高まります。
なるべく脱衣所や浴室、トイレなどの気温差を減らし血圧の上下も置きないよう配慮しましょう。また屋外へ出る時もしっかりと厚着をして体温を維持できる服装でいることが大切です。「ちょっとの時間だから…」と油断しないようにしましょう。