自転車はタイヤが太い方が乗りやすい?細い方が早い?タイヤの知識4つ
- 2018/08/20
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自転車のタイヤは重要
自転車にとって、タイヤはとても重要なパーツとなっています。クロスバイクやロードバイクも、タイヤによって乗り心地などが変わってくるのです。
そこで自転車を趣味にしているオヤジには、タイヤの知識を知っておいてほしいものです。今回は、自転車のタイヤの知識について紹介していくので、豆知識としてぜひ覚えておいてください。
自転車のタイヤの知識4つ!
①タイヤは太い方が乗り心地はいい!
自転車のタイヤの知識として知っておいてほしいのが、タイヤの太さについてです。自転車のタイヤは、太ければ太いほど乗り心地が良くなります。この理由は、タイヤが太くなるほど、チューブに多くの空気が充填できるからです。そのため、クッション性が高まることで衝撃を吸収しやすくなり、乗り心地がよくなるのです。
しかも、路面との接地面が多くなるため、グリップ力も高まります。その結果、タイヤが太いほど、安定感が増すのです。乗り心地を重視するなら、太いタイヤを利用するようにしましょう。
②タイヤは細い方がスピードを出しやすい!
自転車のタイヤは、細いほどスピードが出やすくなっています。ペダルを漕いだ時の軽さや加速感は、細いタイヤほど感じることができるのです。この理由は、接地面積が減ることによって、摩擦を減らすことができるからです。しかも、タイヤが細いほどタイヤの軽量化につながり、スピードが出やすくなります。
ただし、スピードが出やすい反面、パンクしやすいという特徴もあります。また、タイヤが細いほど段差や凸凹に弱くなり、街乗りには向かないのです。タイヤの幅の知識から、使用するときの状況に合わせてタイヤを変えてみてください。
③自転車のタイヤの規格はいろいろ!
実は、自転車のタイヤには複数の規格が存在しています。車に比べ、自転車は開発しやすく、様々な国がそれぞれ複数の規格を生み出してしまったのです。代表的な規格は、「WO規格」「HE規格」の2つが挙げられます。
WO規格とは、イギリスで生まれた規格です。サイズ表記では、インチもしくはミリメートルを使用されるようになっており、自転車全体の約80%を占めるとされています。ロードバイクやママチャリなどに使用されていることが多く、よく目にするのはWO規格でしょう。
一方で、HE規格とはアメリカで生まれた規格です。HE規格のサイズ表記では、インチを使用することになります。自転車全体の約20を占めるとされており、主にマウンテンバイクや子供用自転車に使用されています。
ちなみに、どちらの規格でもインチが使われているのですが、WO規格とHE規格で同じインチでも、大きさはまったく違うので注意してください。
④自転車のタイヤも空気圧が重要!
車と同様、自転車のタイヤも空気圧が重要となっています。タイヤの空気圧によって、「自転車の乗り心地」「パンクの頻度」が変わってくるのです。タイヤの空気圧を高めにすると、スピードが出やすくなり、低めにすると乗り心地が良くなります。
ただし、適正空気圧の範囲外になると、今度はパンクをしやすくなってしまいます。そのため、適正の空気圧に調整することが重要なのです。
独自のセッティングをしてみるのもおすすめ!
自転車にとって、タイヤの存在は大きいものです。タイヤによって、乗り心地やスピード、疾走感などが変わってしまいます。基本知識として、タイヤは太いほど安定し、乗り心地が良いです。逆に細いほど、スピードが出やすく、疾走感を楽しむことができます。
また、タイヤの空気圧によっても、乗り心地やパンクのしやすさが変わってきます。そのため、自分好みのセッティングをして、自転車を楽しみましょう。ただし、タイヤを交換するときには、規格を間違えないように注意してください。