プロ野球のドラフト外れ1位が活躍している!?どんな選手がいるか紹介
- 2019/01/08
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注目されやすいドラフト1位選手
プロ野球の新人選手で注目されやすいのは、やはりドラフト1位の選手です。期待度が高くて注目されやすいドラフト1位選手なのですが、ドラフト1位選手の中にはいわゆる「外れ1位」の選手もいます。外れ1位の選手とは、第一志望の選手が他球団と被り、抽選で外した後に指名されたドラフト1位の選手です。
外れ1位と聞くと残念な気持ちになるファンもいるかもしれませんが、実はそんなことはありません。外れ1位で入団しながら、大活躍している選手がたくさんいるのです。そこで今回は、ドラフト外れ1位ながら、大活躍している選手を紹介していきましょう。
ドラフト外れ1位で大活躍しているプロ野球選手!
<坂本勇人選手>
ドラフト外れ1位で活躍している選手の代表格の1人が巨人の坂本勇人選手です。2006年のドラフトで、堂上直倫選手の外れ1位として指名され、巨人に入団しています。
1年目のシーズンこそ、1軍での出場はわずか4試合ですが、2年目のシーズンから大ブレイクしています。巨人では、松井秀喜氏以来の10代での開幕スタメンを勝ち取り、全試合スタメン出場を果たしているのです。
そして、2012年には最多安打、2016年には首位打者のタイトルを獲得しています。現在では巨人を引っ張ってく存在となっており、まさにドラフト外れ1位の代表格に相応しい活躍を残しているのです。
<山田哲人選手>
坂本選手と同様、外れ1位で入団した選手として有名なのがヤクルトの山田哲人選手です。しかも、厳密に言えば山田選手は外れ外れ1位となっています。2010年のドラフトで、斎藤佑樹選手の指名で抽選で外れ、さらに塩見貴洋選手の指名で外れた後に、山田選手は指名されているのです。
そんな山田選手ですが、今や球界を代表する選手に1人となっています。これまで、トリプルスリーを3度達成しており、最多安打・本塁打王・盗塁王などのタイトルも獲得しています。
ちなみに、これまで日本のプロ野球でトリプルスリーを達成したのは10人だけであり、しかも複数回達成したのは山田選手だけです。このことからも、いかに山田選手が大活躍しているのかがわかります。
<山崎康晃選手>
横浜DeNAのクローザーである山崎康晃選手もドラフト外れ1位で入団した選手です。2014年のドラフトで、有原航平選手の指名で抽選を外した後に、指名をされています。
山崎選手は、1年目から大活躍しています。1年目からクローザーを任されることになり、37セーブを記録し、新人王を獲得しているのです。その後も、横浜DeNAのクローザーとして活躍し、2018年には最多セーブ投手のタイトルまで獲得しています。
<増田達至選手>
西武で中継ぎ・クローザーとして活躍している増田達至選手も、ドラフト外れ1位で入団した選手です。2012年のドラフトで、東浜巨選手の抽選で外した後に指名されています。
1年目で1軍初登板を果たすと、2年目には44試合に登板してチーム最多の22ホールドを挙げる活躍をしています。さらに、2015年には40ホールドを挙げており、最優秀中継ぎ投手賞を獲得しているのです。
2019年シーズン以降は外れ1位選手にも注目してみて!
ここまで紹介してきたように、ドラフト外れ1位の選手でも大活躍しています。タイトルを獲得するだけでなく、球界を代表するような選手になっているのです。それだけに、ドラフト外れ1位の選手だからと言って、期待度を下げる必要はありません。
ちなみに、2018年のドラフトでは根尾昂選手や藤原恭大選手、小園海斗選手に1位指名が集まったため、8球団のドラフト1位選手が外れ1位となっています。その選手たちも、大活躍する可能性があるのです。
それだけに、ドラフト外れ1位だった選手が2019年シーズン以降、どんな活躍をするのか注目していきましょう。もしかしたら、球界を代表する選手に成長するかもしれません。