究極のモテは人間性・老人ホームでモテる人・職員に嫌われる人
- 2018/12/15
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結婚相手を決める時、1つの目安にするのが相手の両親、従兄弟など親族だが、40を過ぎてから結婚する場合、それと同じ様に注目したいのが、祖父母の存在だ。
既にお亡くなりになっている場合であれば話は別だが、相手の人に、サ高連、老人ホーム、グループホームに入居している身内の方が、居るのであれば、話を聞いておいて損はない。
話を聞いた後で、先方の高齢の親族が、施設に迷惑をかける悪名高き人であれば距離を置いた方がよい。
元気な頃は、職場や趣味の仲間同士で評判が良かったという人も、人を選べないこの手の施設に入るという事は、人間性を試される最後の機会になる。
では反対に、老人ホームでモテたり、職員から年齢の割には手がかからないと思われる人は、どんな人だろうか。
ミドルエイジに人間性を磨いた人はモテる
私自身、親も含めて何人も親族を看取っているのと、趣味が水泳なので、施設から通っているお年寄りの方と話す機会が多い。
従弟は、大手病院系列のケアマネージャーなので、色々と話を聞くことが出来たので、これらの話をまとめてみた。
老人ホームやサ高連の入居者は、平均寿命の兼ね合いもあり、男性より女性の方が多い。
これはケアマネージャーの話だが、妻の方が先に認知症になったとしても、夫は余程妻を施設に預けたくないのか、家で抱え込んだ末に死なせてしまい、自分では立ち行き行かなくなった末に施設に入居という例もある。
高齢になったといっても男女共々モテるポイントは変わらない。
見た目は気配りが出来ている人が喜ばれるし、お金や政治問題に躍起になるような人に周りの人は寄ってこない。
女性でも昨今は複数集まればカフェで何時間もベラベラ喋っているが、あれがあのまま年老いるとどうなるか想像してみてほしい。
ヨガの教室で、どうでもいい服を着て複数のおばさんがレッスン前に大声でベラベラとダミ声で喋っているのを耳にするが、彼女たちはあのまま年老いていくのだ。
人間は歳を重ねると周りに対して気を使えなくなるのに、周りに対しては小うるさくなってしまう。
その反対に、周りに対する洞察力はきちんと働かせながら反面教育とし、40代前半までに内面、身なりをきちんと磨いた人が、老人ホームで恥をかかずに済むのだ。
ネットワークビジネスで小金を稼いでいる30~40前の人が、よくカフェのロビー席を陣取って客引きをやっているのを見る。
彼らは身なりこそ流行をおさえているが、口から出てくる言葉は雑誌のコピーそのままで本心が伴わず、少し間違えるとパリピか、5年先が見えないベンチャー企業の自称幹部にしか見えない。
この様な金と人徳が逃げていく雰囲気を30~40代のミドルエイジから出していたのでは、老人ホームでのモテは遠ざかるというのだ。
では老人ホームでモテない人とは具体的にどの様な人だろうか。
老人ホームでモテない人はスケベで身勝手
老人ホームでモテない人は、若い頃から既にモテない要素がある、それは以下の通りだ。
1:自慢もしくは自分の話ばかりする
2:すぐ怒鳴る、説教したくなる、反論されると頑固になる
3:ちょっとツイていないと悲観的になる
4:職場は自分をヨイショしてくれる人ばかりだった
5:身なりは気を使わない
6:時間にルーズか厳格すぎる
7:職場をのぞいたら本当の意味で友達はいない
8:スケベか八方美人だが、彼女の数に比例しない
半分当てはまっても職員から嫌がられ、大半あてはまると入居者の女性からも嫌がられるというケースを列挙してみた。
入居者の女性にモテたとしても節操なく何股もかけて認知症なのをいい事に入居者の嫉妬に対し責任を取らない男性入居者も疎まれる。
若い頃から女性にチヤホヤされている職業についている男性は、この点自戒すべきだろう。
親切にしたつもりがトラブルを巻き起こしたという事にもなりかねない。
事実、徳島県の老人ホームでは入居者の色恋沙汰で殺傷事件が起きているが、従弟や従弟の同僚曰くニュースになるのは氷山の一角だという。
オムツを付けているのにベットの上でマスをかき、オムツがズレて排泄物がベットの上に撒き散らされるという惨状は老人ホームでは、よくある事だ。
男性の性欲は女性の30倍だというが、自分がスケベだという事を自虐ネタの様に吹聴する男性は今のうちにそのエネルギーを他の方向に回す方法を考えた方がいい。
年老いて自分の性欲をコントロールできなくなった時に、誰からも嫌がられる存在になった時、貴方はどうするだろうか。
子供は年老いて色気ついた親を目の当たりにしたくない。
ただでさえ相続やお墓の問題が面倒だというのに、自分の事ばかり考えている年老いた親となると身勝手に映るからだ。
ここまで見ても判る通り、老人ホームでモテない上、職員からも嫌がられる人というのは、身勝手で洞察力がなく、悪い意味でスケベな人という事になる。
その場限りの小手先テクニックで、モテようとしていた男女共々要注意。
人間性をミドルエイジで高めなければ誰からも相手にされない老後が待っているのだ。
では職員から煙たがれず、モテる人になるにはどうすればよいだろうか。
自分の興味対象外の事にも常々アンテナを張っておくこと
老人ホームで職員に迷惑だと思われない人は、穏やかな意味で、洞察力がある。
自分の興味対象外の事にも、穏やかにアンテナを貼っておく事だ。
穏やかにと注意書きをしたのは、高齢者のネット右翼、左翼が増えているからだ。
会社に勤めている時は温厚なサラリーマンだったのに、家に居る時間が多くなり、ネットに触れる様になってから、新聞に向かって文句を言い始めた男性はいないだろうか。
そんな人もまた、老人ホームでは『説教おじさん』として嫌われてしまう。
私の祖母は来年で100歳になりグループホームに入っている。
雰囲気のいいところに入れて貰ったおかげでトラブルもなく、過ごせていたが、イベントを沢山すればお年寄りが喜ぶと勘違いしていた施設長が居た時に体調を壊し、それ以来寝たきりになってしまった。
祖母と私が似ているのは、元々体が弱かったので、イベントで盛り上がる為に日々の生活を倹しくするという人生よりも、日々の生活を豊かに送って心を穏やかにするという概念だ。それを判ってくれる職員さんに恵まれ、いまは穏やかに暮らしている。
いかがだろうか。
老人ホームでモテる人、職員に面倒だと思われない人をピックアップしてみたが、
その答えはミドルエイジの時の生き方に左右されると思う。