大谷翔平は肘の靱帯が損傷してるのにバッターとしては問題ないのか?

  • 2018/09/19
  • ライフスタイル・娯楽
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靭帯損傷で打撃好調の不思議

二刀流プレーヤーとして、メジャーで旋風を巻き起こしている大谷翔平。
そんな大谷選手は今シーズン、6月に右肘の靭帯を損傷し一時戦線離脱をしています。
それもあって復帰後はしばらく野手に専念していましたが、三か月ぶりのマウンドを踏んだ後に新たな損傷を発見。
医師からはトミー・ジョン手術と呼ばれる靱帯再建手術を受けることを勧められています。
しかし大谷選手はなんとその勧告後に3試合連続ホームランをマークし、メジャーの公式ツイッターに「靭帯損傷でパワーを増大」とまで書かれる活躍ぶりを見せています。
そのように実際にパワーが増すことはないとしても、本当に打撃には悪影響が出ないものなのでしょうか。

 

「何をどうすればああなるのかわからない」

「何をどうすればああなるのかわからない」

靭帯損傷が発覚しても、ヒットを、そして時にはホームランを放ち続けている大谷選手。
中盤以降は課題となっていた左腕も攻略するようにもなっており、成績的には上昇を続けています。
その活躍ぶりに驚愕しているのはファンやメディアだけではなく、チームメイトも同様です。
エンゼルスのエリック・ヒンスキー打撃コーチも「何をどうすればああなるのかわからない」「ヒットを打つのに靭帯は必要ないのか」とコメント。
もしかしたら我慢をしているのかもしれませんが、本人から痛みを訴えてくることもないようです。
靭帯損傷が成績上昇に直接的に繋がることはまずないとしても、野手に専念していることでより打てているという部分はあるのかもしれません。

 

守備への影響は?

守備への影響は?

野手としての大谷選手は指名打者として出場しているため、守備につくことはありません。
もし守備につくとなると投げる動作が必要不可欠になるだけに、右肘の影響が大きく心配されます。
少なくとも完治しない間は、これからも無理に守らせることはないでしょう。

 

トミー・ジョン手術はどうなる?

仮に医師の勧告通りにトミー・ジョン手術を受けた場合、大谷選手が投手として復帰をするのは1年以上先になります。
それだけの期間「投手・大谷」を起用できないとなると、チームにとっては大きな打撃。
しかしあくまでもそれは投手としての話で、野手としてならばそれよりも早い期間でプレーに復帰をすることが可能です。
ただトミー・ジョン手術には一時「術後に球速が上がる」という説が広まりましたが、実際は下がっている投手が多く上がっている投手はほんの一部。
また、野手に関しても成績を落としている傾向にあります。
とは言え靭帯は自然治癒をしないため、放置をしていると深刻化をする恐れも。
トミー・ジョン手術を受けるのか、それとも見送るのか。
どちらを選んだとしても、リスクがあるのは確かです。
球団はいまだに発表をしていませんが、非常に難しい決断になるのは間違いありません。

 

2019年は野手に専念

2019年は野手に専念

トミー・ジョン手術を受けるのか、それとも見送るのか。
まだ決定はしていませんが、エンゼルスのマイク・ソーシア監督はどちらにしろ「来年は投げない」と明言。
二刀流の復活は、2020年になるとのことです。
そのため2019年は野手に専念、一刀流でプレーをすることはほぼ確定的。
大谷選手に関しては二刀流を続けるべきという意見の他に投手専念派や野手専念派がおり、日本ハムに入団した当初からファンやOBなどの間で議論を呼んでいました。
二刀流は夢がありますが、どちらかに専念しても超一流になる可能性は高く負担も減るため、この議論はこれからも続いていくことでしょう。
ただ来年は野手に専念した場合の大谷選手はどれほどの数字を残すのか、1つの答えが示されそうです。
今やすっかり、メジャーの宝になった大谷選手。
果たして2019年はどんな成績を残し、どんな記録を作ってくれるのか。
セカンドイヤーが早くも楽しみです。

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