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日本の議員の数は、マツダスタジアム満席分!地方議員の落差が激しすぎる…

  • 2018/11/16
  • ビジネス
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元マッキンゼー・経営コンサルタントの大前研一氏によると、日本の地方議員の定数は多すぎる上に、専業はおかしいという。

欧州は弁護士や税理士など別の仕事を持ちながら基本無休で、土日祝日に開かれる議会に出席する。
それに比べ日本では、暗黙の了解があるとはいえ、基本的には事実上自分で報酬を決める事が出来るのだ。

日本の地方議員の定数は多すぎる上に、専業はおかしい
自らの財産を崩してまで任期を務め、地域に尽くす議員が黙して語らない一方で、暇を持て余す一部の議員が、地方に直接関係ない事を拾い集めクレーマーと化したり、議員と思えない騒ぎを起こす『自称議員』と化しているのは嘆かわしい限りである。

今回は匿名を条件に、筆者が取材させて頂いた事、友人・知人から聞いた話もまとめて、地方議員の落差について話していこうと思う。

 

都心部に固まりすぎの議員

政治評論家の有馬晴海氏によると、統一地方選は、全国で2割が無投票。
立候補さえすれば議員になれる事態が発覚している。

前出の大前氏が『議員の数が多い』と指摘するのは、主に都市部の立候補者の乱立が原因だ。

’17年現在、各都道府県の県議会定数は2687人。
最多は東京都の127人、最小は鳥取の35人。

東京で注目したいのは、議員報酬の格差で、全国都道府県市区町村の最高位と最下位が同じ都の中にある。
1位は東京都(102万/月)で、最下位は東京都・伊豆半島の離島の青ヶ島村の10万/月だ。

都心部に固まりすぎの議員
東京都や、各都道府県の県議会議員の議席数よりも問題視されるべきなのは、全国の市町村議会の定員数や報酬の格差だ。

市で全国最多議員数なのは横浜市の86人。
’18年9月末で町村議員定数は11971人だが、福岡や北海道の一部は定員20人なのに対し、離島や過疎地では最小5人で、なり手がないのが現状だ。

一般の人が思う以上に世襲、人脈、コネの三つが必要とされる地方議員は、トップの県議会議員の月収が80万だとしても、議員数の多い市では、一番下の市議会議員の年収は30万という事もありえる。

かといって過疎地の土地持ち出身の議員が高齢の為、若手にバトンタッチして、同じ様に票が獲得できるかといえば、そうではない。
これが高齢の議員が引退したくても出来ない原因の一つだ。

日本では公職選挙法により、政治家が選挙の時以外は街頭で政治活動をする事は原則禁じられている。
その為、地方議員が票を獲得するには、自らのポリシーを訴える方法は先輩、後輩の応援に回るか、地域に尽くすかどちらかの方法をとる事になるのだ。

序列が企業より激しい地方議員
序列が企業より激しい地方議員は選挙ポスターも当選回数が多く、スタッフの多い所が一番いい場所にポスターを貼る事が出来る。
では落下傘候補なり、ヒマをもてあました一部の候補は何をしているのか。

 

庶民に”ヒマな議員”と思われる理由

庶民に”ヒマなのに余計な事ばかりして”と思われたり、はたまたメディアに”お騒がせ”と言われる地方議員には共通している事がある。

1:目立ちたがり
2:尽くしている事をアピールしている
3:議会ではヒマ、質問をしていない、質疑をしても無視される
4:本質がクレーマー

さらに悪質化が進むと、宣伝ポスターが議員と思えない様なものになったり、FBやブログに活動内容や地域貢献内容ものせない(やってない)『自称議員』も出てくる。

私の友人も『自称議員』の被害者だった。
FBで、ある著作の宣伝ページを運営していて、あまりにもアクセス数がなかった為に、読者の年齢層に合わせたリンクを貼っていたというのだが、全く関係ない『自称議員』から、『これらのページは読者層にあってない、私の所にも苦情が来ている』とある日突然来たというのだ。

友人に聞いた所、他の読者からは何のクレームも上がっていないので、彼女が個人的に文句を言いたかっただけでないかと憤慨していた。
しかも議員だというのに彼女個人のHPもFBの活動内容も記されていない『自称議員』なのだ。

庶民にヒマな議員と思われる理由
議員は扱いとしては非常勤公務員になるが、過疎地でもない限り月20万は月給を貰える。
もしこんなヒマな『自称議員』に私たちの血税が使われていたとすれば、どうだろうか。友人が憤慨するのも無理はないだろう。

この様な『自称議員』が生み出される温床はある。
選出地域の候補者数が多い為、落下傘候補を作る党の実情も背景にある上、政治的バックボーンのない若手や主婦がいきなり立候補して、議員になったとしても、人間として育ててくれる支援者がないので『自称議員』になってしまうのだ。

彼、彼女らに押し付けれられる事は何か、それは『できない事をなんとかしろ』という無理難題である。
土地開発や、子育て支援など、議会に提出できそうなまともな議題は、支持者のある議員がやっているので、自称議員がやる事といえば、議会にも出せない面倒ごとだ。

黙して語らずの地域に貢献している議員
その様な人は、立候補しなければいいだけの話だが、なぜか自称議員として残っている。
大前氏が指摘し、私の友人が嘆き、削除すべきと言われている議員は、この様な事を指すのだろう。

だが世の中には、黙して語らずの地域に貢献している議員もいる。
それはどういうタイプなのか。

 

高齢の議員は、はやめの世代交代を

地方議会は、3,6,9,12月の年30日だが、本当に地方に尽くしている議員は、常日頃忙しく、会えたとしても美容院やスーパーなど偶然だ。

にも関わらず、会ったその日の午後に、きちんとお礼に来てくれて、すぐに仕事に戻るのだから、どれだけスケジュールを詰めているのだろうと思う。

高齢の議員は、はやめの世代交代を
私の友人は議員の夫の秘書で、夫が亡き後立候補した人だ。
彼女はHPもブログもまめに更新し、地域の市長や母校の恩師だけでなく、先輩からも支持され、地域に貢献しているので、なかなか会うことが出来ない。

子育てと住みやすい社会をモットーに掲げ、空きテナントの保育所作りや、介護ステーション作りなどに尽力を尽くしている。
先程の自称議員の様に、ヒマな時に、見ず知らずの媒体にクレームを上げるようなヒマな人ではない。

知り合いの80近い議員は、月収、政務活動費合わせて年1000万近く貰っていると聞くと、金持ちなのかと思うがそうではない。
任期中に蓄財する地方議員も多い中、彼は自分の財産を切り崩してまで任期を務めざるをえない、いわゆる『井戸塀』状態なのだ。

自分の財産を切り崩してまで任期を務めざるをえない
井戸塀というのは政治用語で、財産を切り崩してまで政治活動をし、残るは井戸と塀だけになってしまう人を指す。
彼もまた事務所の家賃や、秘書の人件費、会報の印刷費などを出すために月収や活動費を使ってしまい、先祖の土地を売っているというのだ。
売られた土地は現在、住宅がたっている。

会報をやめてウェブにすればどうなのかと言うと『私の支持層は高齢者が多く、ネットにすると誰も見ない。』という。
あまりに長く田舎で地方議員を続けてきたもの特有の悩みで、引き継がせようにも引き継がせることが出来ないのだという。

この様に、高齢の議員を抱える過疎地では、早めにその地方でIターン計画を練り、地方の若返りを即し、議会の若返りを即す事も大事だ。

地方議員の役目は本来、インフラ整備の為におかれたものである。
暇をもてあます為や、御用聞きでない事は確かだろう。

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