アジア大会の種目にある見たことのない競技を探る
- 2018/09/02
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プンチャック・シラットなどの新種目
アジア大会では数多くの競技・種目が行われています。その多くはオヤジにもお馴染みのスポーツか、どんなものか程度は知っているスポーツです。しかし、中には見たことがないだけでなく、聞いたこともないような競技も含まれています。そのひとつが、新種目のプンチャック・シラットです。
プンチャック・シラット。その語感から、なんとなく東南アジアンテイストを感じるオヤジもいるでしょう。大正解!このスポーツは、東南アジアで行われている武術の一種であり、開催国のインドネシアや周辺の国で盛んに行われているようです。それというのも、シラットの中でもプンチャック・シラットはインドネシアが中心となっているスポーツだからとのこと。
プンチャック・シラットには、空手などと同様に「形」と「組み手」があります。どのような動きをするのかを言葉で表現するのは困難なため、動画サイトにアップされている動画を見ることをおすすめします。
武術のカテゴリでは、新競技「クラッシュ」も採用されています。こちらは、ウズベキスタンで誕生した格闘技で、立ち技主体の柔道というとわかりやすいでしょうか。日本国内では、日本レスリング協会が窓口となっているようですが、日本レスリング協会は日本格闘競技連盟を兼ねているようです。
マイナースポーツであることから、日本代表へのハードルは低いと考えるかもしれませんが、柔道に似ている点から、柔道経験者の進出が多いことは容易に想像でき、競争が激しい可能性が高いといえるでしょう。
アーティスティックスイミングって何?
さて、水泳競技の中で、アーティスティックスイミングという競技が実施されています。聞いたことのない名前ですから、当然、新競技・新種目だろうと思うのは無理のないことといえます。
期待に胸を膨らませながら?確認したところ。
はい、シンクロナイズドスイミングのことでした!いや、正確には、シンクロナイズドスイミングが名称変更したものです。アジア大会ではデュエットとチーム戦が行われます。もちろん、女子のみです。
シンクロとは、そのものズバリ、シンクロ(同期・同調・一致など)を意味しますので、シンクロしない(できない)種目がある関係で不適切なネーミングだということが名称変更の理由になったとか。IOCも細かいですね?ともあれ、半世紀近く使用された名称が変更されることで、よい効果が出ることを祈っておきましょう。
日本のシンクロといえば、井村コーチが中国チームに行った頃から強さがなくなった感があります。※個人の感想です。ようやく、世界で戦えるように戻ってきたといえるところですから、ここをステップに2020で頑張ってもらいましょう。
それにしても、中国チームは強くなりましたね。デュエットのテクニカルルーティンが終了した時点でトップです。日本が2位で、3位はカザフスタンという結果は、アジアでは順当といった感じでしょうか。ここにロシアなどの強豪が加わると、激しい戦いになることは明白でしょう。
話変わって、アジア大会で「これってどうなの?」と思ったのが3人制バスケットボールです。普通のバスケがあるのに?といった感じです。
この3人制バスケ、日本代表は男子が決勝トーナメント緒戦である準々決勝で敗退しましたが、女子は緒戦インドネシア、準決勝ではタイを撃破し決勝進出。結果は中国に21-10で敗れて銀メダルでした。(10分の時間内でも21点とられたらその時点で終了というルールです。)
コートが小さくスピード重視のゲーム展開は、好きな人にはトコトン好まれる仕様だといえそうです。一方で、セワシナイと感じるオヤジもいるかもしれません。とはいえ、少ない人数と狭い場所でもできることから、オヤジが楽しむスポーツに向いているかもしれません。