競艇はレース展開が重要

競艇で舟券を当てるための近道はレース展開を読むことにあります。なかでもスタートから1周1マークまでの展開が最も重要です。どのコースからトップスタートで1周1マークを先マイするのか予想するのです。さらに、それぞれの選手がまくり・差し・まくり差しのどの選択肢を選ぶのかを予想して1周1マークの展開を読みます。このスタートから1周1マークを読むことができれば舟券を当てることにつながるのです。

カドを見極めてレース展開を読む

レース展開を読むためにはカドを見極める必要があります。どの選手がカドになるのかを予想するのです。基本的には3対3のスロー3艇・ダッシュ3艇で4カドと呼ばれ、4コースがカドになることが多いです。しかし、ピット離れや進入での作戦によっては5カドやオールスローのカドがないパターンもあります。このカドの見極めにはスタート展示がポイントです。スタート展示ではピット離れの様子や進入の作戦を判断できます。ただし、現行のルールでは本番レースでスタート展示と異なる進入ができるので注意が必要です。

カドがなぜ重要なのか？

レース展開はカドの選手がどの戦術を選択するのかで大きく変わります。カドの選手はダッシュの中でも最も内側のコースです。ダッシュの利点はスタートまでの距離をとることによって勢いを付けることができることです。そのため、スタートで先手を打つことができればカドから一気にまくっていくことができるのです。そして、カドの選手がまくるのか差すのか、まくり差すのかで展開は大きく変化してしまうのです。

カドの選手がまくるとダッシュ勢に展開が向く

競艇はインコース有利であることは周知の事実です。しかし、カドからまくるとインコース有利が崩れます。カドから先手を打ってまくるとインコースの選手は抵抗をします。しかし、勢いが勝っていればまくり切ってしまいます。さらに、抵抗した分1周1マークでインコースの選手はまともに旋回できません。そのため、アウトコースにいるはずのダッシュ勢に展開が向いて舟券に絡んでくるのです。そのため、レース展開を読むためにはカドを見極めて、カドからまくることができる選手なのかを予想する必要があるのです。

カドからまくりやすい条件とは？

それではカドからまくりやすい条件とは何でしょうか？まずはカドの選手はスタートが早い選手であることが大切です。スタートで先手を打てないとまくることができません。また、スタートラインで向かい風であるのがカドからまくりやすい条件になります。基本的に追い風はインコース有利です。なぜなら、追い風ならスタートまでの距離が短くても風のおかげで勢いをつけることができます。しかし、向かい風が強い場合にはスタートまでの距離が短いと勢いがつかずにスタートで後手を踏む可能性があるのです。逆にダッシュ勢からすれば向かい風が強くてもスタートまでの距離が長くあるため勢いをつけることができます。そのため、向かい風であることもカドがまくりやすい条件なのです。舟券を当てるためにはカドを見極めてレース展開を読んで勝負をしてみてください。