ユニコーンS2017 リエノテソーロの勝利確率は意外と低い?

  • 2017/06/10
  • ライフスタイル・娯楽
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  • のりき 夢丸
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フェブラリーSまで続くダートエリートの道

フェブラリーSまで続くダートエリートの道

昨年ここを勝って、その後G1馬となったゴールドドリームをはじめ、ノンコノユメ、サウンドトゥルー、ベストウォーリアなど、近年はG1戦線で戦える駒を輩出し続ける出世レース。
たとえ自身の成長が晩成だったとしても、すでにこの3歳の時点で実力の片鱗を示しているのが興味深い。

加えて最近は牝馬の成績もまずまずといったところ。
それならばと、牝馬上位の今年の3歳勢からもリエノテソーロ(牝3・武井亮厩舎)がスタンバイ。
芝のG1で見せたその脚は果たしてホンモノだろうか。

 

似たようなプロフィールの牝馬ばかり走る

似たようなプロフィールの牝馬ばかり走る

ここ10年で牝馬の好走例は、
11年アイアムアクトレス1着
13年サウンドリアーナ2着
14年コーリンベリー2着

これらの馬たちのプロフィールを振り返ると、

▼アイアムアクトレス
父Aタキオン
母父ダンチヒ系
いわゆるダンチヒ×サンデー配合
芝デビュー、ダートで連勝
前走昇竜S1400勝ち 当日3番人気
Fレビューで11着敗退経験

▼サウンドリアーナ
父ミスプロ系
母父ダンシングブレーヴ
芝デビュー勝ち
前走初ダート端午S1400勝ち 当日1番人気
Fレビューで7着敗退経験

▼コーリンベリー
父サウスヴィグラス
母父ミスプロ系
ミスプロ同士のクロス
芝デビュー、ダートで3連勝
前走端午S2着 当日4番人気
桜花賞18着経験

これらと比較すると、

▼リエノテソーロ
父スペインツタウン(ミスプロ系)
母父ラングフール(ダンチヒ系)
芝デビュー2連勝、無敗で交流G1勝ち
前走マイルC2着

なるほど、先輩たちによく似た経験を積んできている。

 

ただし走らなかった人気馬も相当いて……

今年も上位人気予想馬にけっこうハマる馬がいます

当日人気になりながら、裏切った馬たちはこんなプロフィールの持ち主。
今年も上位人気予想馬にけっこうハマる馬がいる。

▼UAEダービー参戦組
ゴールデンバローズ
▼前走芝G1、G2戦
アジアエクスプレス、サダムイダテン、アエローザ
▼前走人気薄で勝利
メイショウパワーズ
▼休み明け緒戦
チャーリーブレイヴ
▼伏竜Sで好走組
キングブレイク、ユーワハリケーン
▼4月デビュー馬キャリア2戦
マルターズマッシブ

リエノテソーロはといえば、前走芝G1戦経由と人気薄連対に半分くらいひっかかる感じで、馬券的なうまみを考えれば、嫌ってみる手もありそうだ。

 

薄めまで手広く流していこう

今年は混戦模様なので、データで軸馬を決めたら手広く流してゲットしよう

リエノテソーロだけでなく、
アディラート→UAE帰り
サヴィ→2月デビューキャリア2戦
サンライズソア→前走7番人気勝ち

など他の上位人気にも隙はありそう。

その下のグループ
アンティノウス
アンジュデジール
ハルクンノテソーロ
あたりが浮上してもおかしくない。

今年は混戦模様なので、データで軸馬を決めたら手広く流してゲットしよう。

この記事の作者

のりき 夢丸
のりき 夢丸
馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。 競馬血統ブログ「ほぼ毎週競馬ナビ」にて執筆中。
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