フェブラリーS2017 カフジテイク好走の条件は当日の馬場か?
- 2017/02/13
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根岸Sは効率の悪い前哨戦だが……
今年は出走予定馬の中にこれといった強力な本命がおらず、大混戦模様となっている。
かといって即「消せる」馬がいるかといえば、そこまでひどい馬もいない感じ。
当日の単勝オッズが割れに割れる事態も十分に考えられる。
そんな中、唯一東京で行われた前哨戦・根岸Sを目の覚める末脚で快勝したカフジテイク(牡5・栗東・湯窪幸雄厩舎)の評価がうなぎ登り。
どん尻から1頭だけ違う競馬をして、他馬を黙らせたそのパフォーマンスに、本番でも注目が集まるところだ。
なぜ根岸Sは「トライアル」未満の評価なの?
根岸SがフェブラリーSのトライアルとして「失格」であろうことは、ファンの間では周知の事実。
現場においては1着馬に本番への優先出走権が与えられる特典があるものの、ファンにとって大切な馬券検討においては、ふたつは「まったく別物のレース」と考える方が早かった。
それは、同じコースで行われるダート戦でありながら、
「ダートスタート」↔「芝スタート」
「先行タイプ」↔「差しタイプ」
のような、真逆の馬券ファクターが働くからである。
スタート地点の違いはだれでもわかることだが、準オープンクラス以上の東京ダート1400では先行勢の残る確率がけっこう高い。
しかしダート1600を逃げ切ることは至難の業で、こちらは差しも届きやすい。
出走馬は、それぞれに異なる資質を要求されるため、トライアルと本番との関連性が薄まるわけだ。
トライアル→本番連勝馬に馬券のヒントがあった
2016
モーニン
根岸S(稍重)→フェブラリーS(重1分34秒0)連勝
2005
メイショウボーラー
根岸S(良)→フェブラリーS(不良1分34秒7)連勝
2007
ビッググラス
根岸S11番人気(良)→フェブラリーS(不良1分35秒4)9番人気3着
根岸Sと本番を好走できた馬のケースで注目したいのは、フェブラリーS当日の「馬場状態」である。
本番の馬場が重〜不良で行われると(絶対ではないが)その年の根岸S勝ち馬が馬券に絡みやすい。
あの「確率の悪さ」はどこへやらで、かなりおいしい軸馬になり得るのである。
ま、理由はそれぞれにあろうが、一番は馬場が軽くてスピード重視レースとなることが多分に影響しているはず。
カフジテイクにとって最大の懸念は、当日のお天気にある、と言えそうだ。
馬券の相手は「マイラータイプ」へ
ノンコノユメ(今年は微妙)
シーキングザダイヤ
サンライズバッカス
これらは根岸S組が来た年の、馬券の相手。
共通項として3頭ともに前3走までにマイル戦以下レースに出走経験があった。
間違っても地方G1を転戦した王道組ではなく、1400から1600を主戦場とするマイラーを狙い撃ちすべきだ。