ヤリすぎ注意!セックスがもたらす心と体への影響
- 2017/03/04
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セックスはメリットばかりではない
セックスをするとパートナーとの愛が深まり、程よい運動になります。
それに何より、三大欲求の1つである性欲を発散しなくては、仕事や趣味にも身が入らないものです。
中には「セックスが趣味」「毎晩セックスしている」「一晩3回が当たり前」という強者もいることでしょう。
頻繁にセックスできる相手がいるだけでも幸せな話ですが、ふとした時に「こんなにセックスして大丈夫だろうか…」と不安に駆られたり、体に不調が現れたことはありませんか。
体の不調も辛いものですが、心のほうにも耳を傾けてみましょう。
【体の不調】性交性頭痛
射精する時に後頭部や首の後ろ、耳の後ろが痛くなったことはありませんか。
それはもしかしたら「性交時頭痛」と呼ばれている症状かもしれません。
酷い時はハンマーで殴られたような強い痛みや、目が開けられないほど痛むこともあるようです。
詳細な原因は不明ですが、セックスによる「血圧の急激な変化」「首への負担」「頭と首の筋肉が緊張」「精神的な緊張」ではないかと推測されています。
【体の不調】腰痛
セックスは腰を使うスポーツのようなものなので、大きな負担がかかる…と思われがちですが、腰の動きそのものはそんなに激しくありません。
ではなぜ腰痛が発生するのかというと、日頃の運動不足が大きく影響しています。
毎日運動をして腰を鍛えていれば、セックスくらいで腰を痛めることはないのです。
日頃トレーニングする暇がない企業戦士や、運動が億劫な中年オヤジには、セックス前にストレッチするのがおすすめです。
これからセックスするぞって時に「ちょっと待って!」と体操をし始めたらムードが台無しになるので、雰囲気が良くなる前にトイレに行ってスクワットと屈伸をしておきましょう。
それだけで腰への負担が軽減され、激しい腰痛も起こりにくくなります。
【心の不調】セックス依存症
セックス依存症は、以下のいずれかに当てはまる人が発症しやすいと言われています。
・自己評価が低い
・親から十分に愛情が注がれずに育った
・性的虐待を受けた経験がある
・ストレス
・孤独
・はけ口がない
セックス依存症になるとパートナーの気持ちはお構いなしに、自分の都合でセックスを強要したり、浮気に走ったり、不特定多数と体の関係を持つようになります。
そうなると、
・性病を発症する
・性病を移す
・望まない妊娠
・買春
・性犯罪
など、様々なトラブルを引き起こす恐れがあるため、精神科といった専門の医療機関で治療を受ける必要があります。
しかし、セックス依存症である自覚があっても、治療を受けるのに抵抗がある人が多いようです。
日本人はセックスの悩みを相談しない傾向があり、世界的に見てセックス依存症への意識や理解に乏しいのが現状です。
「あれ?」と思ったらセックスを控えよう
本来のセックスは、心と体を満足させてくれるものです。
不調を自覚している以上は症状が悪化する恐れがあるので、無理は禁物。
体や心から発せられるSOSをキャッチしたら治療に専念し、万全の状態でセックスを楽しんでくださいね。