競艇2016年の総括と2017年の展望予想
- 2017/01/13
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競艇界の2016年を総括
2017年が始まったが、まずは競艇界の2016年を振り返ってみましょう。2016年はまさに瓜生正義選手の年でした。コンスタントに成績を残しグランプリまでにSGボートレースダービーを優勝してG1も2つ優勝しています。そして年末の大一番グランプリでは圧巻のレースぶりで優勝しています。
“瓜生正義選手の2016年1月1日~12月31日までの獲得賞金は213,734,000円と2億を超えて圧倒的でした。”
また、石野貴之選手も大活躍の年でした。2016年はSGを2つも優勝しています。さらに、2016年の競艇界はベテランが復活したという印象です。グランプリシリーズで優勝した今垣光太郎選手は約6年ぶりにSGを奪取しました。さらに、服部幸男選手がG1児島キングカップで7年2カ月ぶりのG1制覇と2016年はベテラン勢の復活が際立っていました。
女性では松本晶恵選手が大活躍でクイーンズクライマックスを制覇しています。松本晶恵選手は2016年を年間通して活躍しておりG3オールレディースでは3回も優勝しています。
“松本晶恵選手の獲得賞金は男顔負けの44,936,000円で男女合わせた競艇選手で38位にランクインしています。”
2017年も活躍して女性初のSG優勝を目指してほしいですね。
2016年グランプリを振り返る
2016年を総括するにあたり取り上げたいのがグランプリです。1年の集大成で年間賞金上位しか参加できないグランプリはまさに競艇の最高峰のレースです。優勝賞金は1億円とまさに別格で競艇選手の誰もが目指すのがグランプリです。
そんなグランプリを振り返っていきましょう。2016年のグランプリでは実力・勢い・運の全てが瓜生正義選手に備わっていました。直前のG1である全日本王者決定戦(12月10~12月15日)で優勝して勢いに乗った状態でグランプリに挑んだ瓜生選手はトライアル2ndから登場。初戦は2号艇からの差しで1着、2nd2日目は3号艇から3着、2nd3日目は1号艇から逃げて1着とスローからのスタートしかなく抽選運にも恵まれました。優勝戦はコース取りで松井繫選手が動いて2コースに入り瓜生選手の起こしが深くなりました。しかし、慌てることなく瓜生選手は08のトップタイ・スタートで堂々と逃げて優勝しました。瓜生選手はまさにグランプリで実力を発揮したのです。グランプリを制して2016年の獲得賞金も2億円を越えて、まさに2016年の競艇界は瓜生正義選手の年となったのです。
競艇2017の展望
2016年は瓜生正義選手の年でした。気になるのが2017年は誰の年になるのかということです。2017年の競艇界はきっとベテラン・中堅・若手とまさにしのぎを削る戦いになるでしょう。上記のように2016年はベテラン勢が復活しSG・G1戦線で活躍する選手が多かったです。しかし、若手・中堅の選手も負けていません。グランプリには若手であるニュージェネレーション世代の桐生順平選手や篠崎元志・仁志選手が出場して桐生順平選手はグランプリ優勝戦まで出場しています。また、中堅の石野貴之選手や菊池孝平選手が1年を通して安定した成績を残してグランプリでは優勝戦まで進めました。どの世代が活躍してもおかしくなくまさに2017年の競艇界は群雄割拠の戦国時代となりそうな予感です。しかし、それでこそ競艇の面白みがありいいでしょう。まずは2017年最初のG1である下関周年を注目です。