どうやら毛根が死滅!俺の頭は再生しないのか?
- 2016/08/08
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ハゲはAGA治療で復活する
男性にとって、避けられない悩みの一つが薄毛です。加齢とともに禿げると、誰もが「毛根が死んでいるからもう髪は生えてこない」と思いがちです。意外と思うかもしれませんが、実は毛根は「死滅する」ということは滅多にありません。例えば、大きなケガをした部分などは、その部分の毛根は死滅していることがありますが、細胞は再生するため、なかなか毛根が死滅するということはありません。
では、なぜ毛髪は生えてこないのでしょうか。実は、自分では「毛根は死んだ」と思っていたとしても、検査をするとわずかに毛乳頭から産毛が生えていて、「単に弱っているだけ」というケースもあります。AGAのクリニックでは、プロペシアなどを処方することによってヘアサイクル(発毛と脱毛のバランス)が正常化され、発毛することがあります。
毛根が死滅したと思っていても毛髪再生医療で復活する
最近のAGA治療薬は非常に早いスピードで研究が進んでおり、男性ホルモンに着目したプロペシア(フィナステリド剤)やミノキシジルなどの「AGA治療薬」だけではなく、HARG療法などの毛髪再生医療が存在します。毛髪再生医療というだけあり、プロペシアなどでも効果が現れなかったという男性でも、HARG療法によって99%が発毛しているという結果があります。では、このHARG療法はどんな仕組みなのでしょうか。
まず、人間の細胞はいくつかありますが、これらすべての細胞の「元」となる、「幹細胞」があり、HARG療法ではこの幹細胞から抽出した成長因子が含まれた「タンパクAAPE」という成分を注射器で頭皮に直接注入します。注射されるのは、HARGカクテルと呼ばれる内容物で、頭皮に注入される幹細胞が活性化し、その後も成長因子を分泌し続けるのです。つまり、プロペシアなどの様に、飲み続けている間だけ薄毛の進行が止まるという訳ではなく、治療後も発毛が続くという、驚異的な治療法です。
注意したいのは、HARG療法は非常に高額です。合計6回ほどの施術が目安となりますが、総額で100万円コースとなるケースも珍しくありません。ただし、HARG療法は、一度治療を受けてしまえば、根本的治療であるため、プロペシアの様に「常に服用する」ことによるコストを考えると、一度で終わるHARG療法の方が経済的ともいえます。プロペシアを処方されるコストの月額相場は、1万円から1万5千円ほどと言われていますが、単純に計算しても、1年で12万円、10年で120万円と、長く服用すればするほど、HARG療法の費用に近づきます。これは、AGA治療をいつ受けるかなど、個々の事情によって選択が分かれます。
他にもある毛根の復活方法
現在では、HARG療法が最先端の毛髪再生医療とされていますが、薄毛やAGAの業界は研究が精力的に行われており、将来的にはiPS細胞を利用した発毛治療を受けられる可能性が高いとも言われています。