パチンコも仕事になると甘くは無い

衰える事を知らないパチンコ業界を支えているのは多くの一般客です。
彼らは一時的な勝利に酔いしれているだけでトータルではかなりのお金を投入してくれているのです。
ですがパチプロはそうではありません。
言わば一般客が投入してくれたお金を吸い上げる立場にまでなっているかもしれません。
しかし一般客の様に楽しんでいるようではお金儲けにはならないのが現実のようです。
どうせパチンコを楽しむならパチプロでありたいものですが、それはなかなか難しいのは誰もがわかっています。
パチプロがプロとしてやっていけるためにどのような努力を続けて来たのでしょうか？

パチンコで稼ぐにはコツコツとすること

パチプロなんて言うと楽して稼ぐ派手なイメージもありますが、そこに隠された地道な努力を覗いてみましょう。

・台を選ぶ
店も客引きの為か次々と新機種を導入していますので、やっと得意の台を見つけたとしても入れ替えられたりするとまた一から出直しです。
新しい台の特徴を日夜勉強し続けていくのは、かなりの勉強家でなければやっていけないものなのです。
そして得意の台をゲットしたらひたすらそこに居座り続ける事です。
数時間も向かい合っていて思うように出ない場合は、他に目移りもしますがそこで気が移ってしまうとそこではもっと出ないものです。

・店の玉出し方針を把握する
良く出る日と言うのがあって、これは店によって違います。
毎週水曜日とか月末なのかとかがわかっているだけで随分と成果が違ってきます。
新機種を売り出そうとしていれば新機種が登場した最初の週だけは出してくれたりする場合もあります。
基本は自分の足で探しますので、いろいろな店を周る事にもなります。
それもキリが無いのでそんな情報の仕入れ先となるパチプロ仲間を確保するのも大切になります。

・心身を鍛える
どんな仕事でも大切ではありますが、パチプロの場合、個人として独立して稼ぐもので周囲からの助けなど何もありません。
休日も無くボーナスもありませんので、身体を壊せばそのまま無収入となるのです。
また身体は丈夫でもいつも儲けられてばかりでもありません。
精神状態も頑強でなければ勤まらないものと思いましょう。
そのために日々の健康管理、体力作り、気分転換などもしっかりしておく必要もあるのです。
特に精神力が無いと「ダメな時はダメと割り切って引き上げる、イケる時はイケると時間一杯稼ぎまくる」と言う当たり前の事がなかなか出来ません。

パチンコは先細り産業

そもそもパチンコをする人は減っています。
となればパチンコ業者は数少ないお客さんからいかに収益を上げるかを考えますので、そこにパチプロが存在する居場所も減って来るのです。
カジノ法案が通ればその先のパチンコ業界の動向にも影響があり、今のところはさらなる利益率の低下が予想されています。
そんな状況を鑑みれば、ますますの努力なくして生き残るのは難しくなって来ると言えます。