日本特有の事情が関係している?夫婦の営みがなくなる理由
- 2018/03/10
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日本におけるセックスレスの問題は年々深刻に
「第8回 男女の生活と意識に関する調査(2016年)」の結果によると、既婚者のうち47.2%が「この1ヶ月間セックスをしなかった」と回答しました。
セックスに積極的になれない理由は、
・面倒くさい
・家族のように思えるから
・出産後なんとなく
・仕事で疲れている
などがあがっています。
過去1ヶ月間セックスをしなかったと回答する既婚者は年々増加傾向にあり、セックスレスの問題はより深刻化していると言えるでしょう。
セックスレスの既婚者が増加の一途をたどる理由を考えると「日本特有の事情」が絡んでいると思わずにいられません。
アダルト産業の発展
アダルト産業の発展が、セックスレスに拍車をかけていると言っても過言ではないはず。
スマホさえあれば、オカズに困らない時代です。
こそこそしながらパソコンやビデオに向かう必要がなくなったので、妻の目を盗んで1人で処理しているオヤジも少なくありません。
近年ではインターネットで楽しめる風俗として、ライブチャットも一定の支持を集めています。
ライブチャットは課金制ではありますが、好みの女の子と日常会話からエッチな要求まで可能なので、画面越しながらも下手なキャバクラやヘルスよりもコスパが良いと話題です。
1人の時間が楽しい
まだまだ景気が悪いと叫ばれていますが、昭和の時代よりも遥かに物や娯楽に恵まれています。
既婚者であれ、1人で楽しみたい趣味や娯楽が1つや2つあってもおかしくありません。
特に趣味がなくても、妻がそばにいるのにスマホをボーっと眺めたり、ゲームをしたりして、殻にこもりがちなオヤジもいるでしょう、
平日は仕事、休日は1人で過ごすことが多くなれば夫婦の時間が減りますし、セックスに行きつくキッカケすら生まれません。
セックスどころではない
兼業主婦の増加で、仕事で疲れている女性や、仕事と子育ての両立に悩む女性の声をよく耳にするようになりました。
一方、夫は妻が働いているからといって仕事の負担が減ることはありませんし、労働時間や労働環境に問題があっても受け入れざるを得ない世の中です。
日々の生活の中で、夫婦の時間を十分にとれていなければ、セックスにも至れません。
スキンシップが少ない
セックスには、スキンシップがつきものです。
「日頃からスキンシップをたくさんとっているけど、セックスレスだ」という夫婦はどれほどいるでしょうか。
そもそも、日本人は
・手をつなぐ
・腕を組む
・抱きしめる
・キスをする
などのスキンシップが乏しいです。
日本に根付いた「慎み深さを美徳とする文化」が背景にあるのでしょう。
欧米に比べてイチャイチャする機会が極端に少ない上に「仕事で疲れている」「子育てと仕事で忙しい」などの要素が加われば、セックスレスに陥るのはごく自然な流れとも言えます。
夫婦の営みがなくなるのは危険?
セックスレスは、離婚の引き金にもなります。
セックスがすべてではありませんが、セックスはパートナーへの愛情や関心を表すバロメーターです。
十分に夫婦の時間がとれていなければ、愛情も関心も伝わりにくいですし、結果としてセックスレスを招きます。
セックスレスでも円満な夫婦もいますが、心のスキンシップを欠かさず、精神的な結束が強いからこそ成立するものです。
夫婦の営みを復活させたいなら
まずは、夫婦の時間を十分に持つことです。
セックスしようと言わなくても、会話とスキンシップを増やせば自然とキッカケが生まれるはずです。
そして、忘れてはいけないのが、パートナーへの配慮です。
妻が家事、仕事、育児、介護などで疲れているのに、夫婦の時間を無理に持とうとすれば、負担を強いることになります。
夫婦で協力し合うことも必要ですが「たまには手抜きをしよう」と言えるくらいの心の余裕を持つことも大切ではないでしょうか。