雑談が巧い人と下手な人・ここが違う5つのポイントとは
- 2018/08/23
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公私共々雑談は、場を明るくし和ます効果がある。
雑談が巧い人は、その場に居る人の人間性を良い意味で引き出す事が出来る。
ビジネスでは、雑談の巧い人は周囲の人々の潜在能力を引き出す天才だと言っても過言ではないだろう。
その一方で、雑談は『ウケればよい』と勘違いしている人も往々にしている。
雑談が上手な人、ヘタな人の違いはどこにあるのだろうか。
雑談上手な人は、はじめの一歩でウケようと思わない
雑談の上手い、下手は、主に以下のポイントで判断する事が出来る。
1:はじめの一歩
2:ネタ
3:テンポ
4:オチ
5:帰り際
下手な人は『雑談は、ネタとオチが相手にウケれば大丈夫!』と考えている。
雑談は、お題が自由で、ざっくばらんなプレゼンテーションだと思えばいい。
相手あってこその雑談なので、相手に伝わらなければ何にもならないのだ。
まず、はじめの第一歩から下手な人は、いかにしてウケる話をしようかと作戦を練っている。
こんなズッコケ話を冒頭に持ってきたら、あの人はクスっと笑って、後の話を聞いてくれるだろうな~という作戦だ。
それも悪くはないが目論見が外れた時は話が全く続かなくなってしまうので、計算づくは良くない。
雑談上手な人は、はじめの第一歩をみつけるのが上手だ。
相手と自分との共通点をいち早く見つけ出し、それを3分以内でさりげなくまとめる。
相手もそれを聞いて悪い気はしないはずだ。
もしも相手との共通点が外見や内面上みつかりそうもない場合は、天気などのネタでもよい。それをわざとらしくなく相手にふる事が出来るのが雑談上手の第一歩である。
では本題であるネタにはどの様にして入るのか。
雑談上手は沈黙を恐れない
雑談下手の人が最も恐れるものが沈黙だ。
もし自分の話した事がウケなかったらどうしようという恐怖感に苛まれている限り、雑談上手にはなれない。
雑談上手な人は、人は誰でも自分の話を聞いてほしいという欲求を逆手にとり、沈黙をあえて味方につける。
自分がある程度話した後、相手に自分の話が伝わっているかどうか、質問をする余裕まであるのだ。
黙っている間は『聞き手の反応を見た後に、話す内容を変えたほうがよさそうだな。』とも考えている。
だが雑談下手な人は、自分のことを喋るのに精いっぱいだ。
必死で考えてきたネタをフル回転で喋った後に、喋り終わったという達成感が残るが、相手が自分が思ったほど、話に感動してくれなかった時に、憤りを感じているのが、雑談下手の人である。
本当の原因は、伝え方がまずかった事にあるのに、その件については棚に上げているからだ。雑談の本来の目的は、相手の違った側面を知る為だ。
相手が取引先の人間だろうと、部署の上司だろうと、趣味で知り合った人だろうと、違った側面が判れば、話も今まで以上に弾むだろう。
ここで自分の話や、自分の興味対象の事ばかり雑談に持ってきて、マシンガンの様に喋るだけ喋って、さっさと、帰ってしまう人は、人生における出逢いの場を自分の手て狭めているようなものだ。
それでは雑談をしたのではなく子供の様に『私の話を聞いてほしい』とだだをこねたのと変わらない。
雑談は、あくまで本題に入る前の、体ならし。それが出来なければ本題に入る事も難しいだろう。
雑談が巧い人は、さまざまな方向から物事をとらえる事が出来る人だと判断される。
一方的に自分のウケる話をする事=雑談だとカンちがいするのは、卒業するべきなのだ。
では雑談上手な人は、どの様に話のオチをつけるのか。
話の要約能力も要される雑談力
雑談力に優れている人は、雑談は本題のアイドリングだと思っているので、数分で打ち切るのが相手への礼儀だと思っている。
その為、オチは、相手を話題にしたホメ言葉の雑談を1分程度はさみ、手際よく伝えて終わるようにしてるのだ。
だが雑談下手は何をするかというと、自分の言いたい事だけをいい、テヘペロと妙なリアクションをし、そそくさと去ってしまう。
何度も言うようだが、雑談は、本題に入る前の『ウォーミングアップ』であり、本題は仕事である。
自分の言いたい事だけ、目の前にいる相手に向かって喋るのであれば、それは子供の主張と同じだ。
SNSの発達により、一方通行な主張が多くなったが、その分、雑談力に乏しくなった人が多くなったと思う。
ぜひこの機会に、雑談力を磨き、仕事での交渉や、友情を深めるのに役立てて貰いたい。