懐かしいのか?ファミコンミニに便乗?12月発売のPSミニはどうなの?
- 2018/11/13
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PSに思い入れが全くない犬助は?
私、犬助は1980年代に子どものころを過ごしたオヤジです。
だからでしょうか? 「PSミニ」こと「プレイステーションクラシック」が発売されるというニュースを耳にしても全くピンときませんでした。件の「ファミコンミニ」にはグラっと来たんですけれどね。
なぜなら初代・プレイステーションが発売になった1994年。犬助はすでに社会人になっており、PSは所有していたもののファミコンやスーファミのように、熱中したゲームタイトルがないからです。
原因としてPSのころには、友だちと集まってゲームを楽しむことがなくなったから、とか、うるさい親に制限をかけられることもなくなったから、といったことが考えられます。
ですから、PSミニに収録されるタイトルを見てもさっぱり。
「XI (サイ)」とか「アーマード・コア」とか「メタルギア・ソリッド」とか、聞き覚えがあるタイトルは収められているものの、まったく食指が動かないのです。
そんな犬助は、PSミニについてあーだこーだという資格すらないのかもしれません。
身近なゲームマニアは、いらないという
そこで犬助が頼ったのが同級生。彼はいまだに1日に数時間はプレイするという筋金入りのゲーマー、歴代のPSはもちろん「セガ・マークII」や「バーチャルボーイ」など、メジャーなゲーム機はほぼ網羅しているという猛者なのです。
そんな彼に、PSミニについて聞いてみたところ「いらん」の一言。
なぜなら、収められているゲームに魅力を感じないことに加えて、それらをプレイしようと思えばいつでもできるから、という返事。ほとんどのタイトルはオンラインの「プレイステーションストア」で数100円払えば購入できるからというのです。
オンラインで購入できない「グラディウス外伝」や「鉄拳3」、「女神異聞録ペルソナ」の3本も収録されるぞ? と、伝えると、そんなものは中古を購入してPS3で走らせればいいという。
「だから、絶対にPSミニはいらんのだ」彼は言い切ってしまったのです。
PSに思い入れがある世代ですら、不要だとか
ならばPSが発売になったころに子どもだったアラサーの皆さんはどうなのでしょう?
仕事で付き合いのあるゲーム好きいわく「うーん、いらないですねえ」という、つれない返事。キミたちの世代なら、ノスタルジーを刺激されるんじゃないの? と重ねて問うたところ「スーファミの時代にファミコンのゲームを遊びたいと思いましたか?」と、逆に質問されてしまったのです。
「今のゲームってPSのゲームの延長線上にあるんですよね。だからノスタルジーを刺激されるというより、単に古いゲームでしかないんですよ」
そんなものに魅力は感じないし、一部は続編も出ている。だから、いらないというのです。
ジャネーの法則のお陰で、懐かしさは皆無
以上が犬助のまわりのPSミニに対する反応。
少ないサンプルではありますが、非常に冷ややかなものだったとお伝えしておきます。
加えてアラサーの彼ではないですが、犬助がPSミニにノスタルジーを感じない最大の理由をあげておきますと、歳をとるほど時間が早く感じられるという「ジャネーの法則」が働いているから。
法則のおかげで、犬助にとってPSが発売になった1990年代はつい最近のことのように感じるから、要は加齢のため懐かしさは一切感じないということになります。
そんなPSミニ、発売は12月3日、希望小売価格は税別で9,980円。AmazonなどECサイトやGEO、ツタヤなどで予約受付中とのこと。片手に乗るサイズの本体は、なかなか物欲をそそるものではあるのですが、いかんせんここからも懐かしさは感じない。
これは、プロダクトデザイナー・後藤禎祐氏の仕事が陳腐化していないということですから、喜ぶべきことと考えることもできます。
数量限定とうたっていますから「これは!!」と思われる方は、ぜひお早目の予約をおすすめしますが……まあ、ヒットしないんじゃないかな、これは。