長く愛されるあの名作シリーズゲームが今熱い
- 2018/09/30
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名作ゲームのナンバリングをリアルタイムで知っている喜び
少年時代にファミリーコンピュータと出会ったオヤジたちは、いつもゲームがそばにある日常とともに成長しました。そして20代になって自由に使えるお金が増えたころ、プレイステーションを自分で買って感激したことでしょう。
性能がぐっと上がったプレステでは、大人も楽しめるゲームが次々発売されました。ハードは性能向上を重ね、現在の最新モデルはプレイステーション4。1994年の初代発売から実に24年前の月日が経っています。
その歴史の中で様々な名作が生まれ、10年以上も愛されるシリーズとなったゲームも存在します。そうなると発売当時の空気感を知っているだけに思い入れが強くなりますし、リアルタイムでプレイしていない若いゲーマーへの優越感も少し感じてしまいますよね。
そんな心を揺さぶる名作ゲームシリーズの中でも、特に最近注目を集めている3作品をご紹介します。オヤジなら1作目からリアルタイムで知っている人気シリーズばかりですよ。
災害続きの今だからこそ「絶体絶命都市」シリーズ
地震や水害などの災害に見舞われた都市を生き延びるという、他に類を見ないコンセプトで唯一無二の存在感を放つ「絶体絶命都市」シリーズは、1作目が2002年に発売されました。
最新作の「絶体絶命都市4Plus –Summer Memories-」は10月25日にプレステ4用ソフトとして発売予定。就活中の大学生が主人公で、よく知らない街を訪れているときに巨大地震が起きるという筋書きです。
「4Plus」はもともと「4」として2011年に発売予定でしたが、発売元のゲーム会社の規模縮小で開発スタッフとの折り合いがつかなくなり、一度は開発中止に。しかしこの開発スタッフが新会社を興して絶体絶命都市シリーズの知的財産権を取得し、2015年に改めて「4Plus」の制作発表が行われたのです。
8月16日に体験版が配信され、シリーズを通じて登場しているヒロイン・比嘉夏海が今作でも確認されました。また絶体絶命都市といえば会話時の異常に多い選択肢が名物ですが、こちらも健在で多くのファンが歓喜しました。
大阪と北海道での震災や巨大台風など、多くの災害が相次ぐ今だからこそプレイしたいシリーズです。
「龍が如く」シリーズのチームが手がける完全新作「JUDGE EYES:死神の遺言」
伝説の極道・桐生一馬を主人公に、ハードボイルドな漢の世界を描いて人気を博した「龍が如く」シリーズ。1作目は2005年に発売しました。
9月10日に突如ベールを脱いで発表された「JUDGE EYES」は、このシリーズを手がけた龍が如くスタジオの完全新作ですが、なんと舞台は龍が如くと同じ神室町。現実の新宿歌舞伎町をモデルにした欲望渦巻く街に、新たな物語が展開するのです。しかも龍が如くに登場した極道組織・東城会も物語に組み込まれており、世界観を共有しています。まさに龍が如くシリーズの後継作品といえるでしょう。
このゲーム最大のウリは、主人公の探偵・八神隆之を俳優の木村拓哉さんが演じている点。声のみならずキャラクターモデルも担当しており、まるで木村さん主演の映画かドラマを見ているようで、ネットではすでに「キムタクが如く」の愛称で親しまれています。
発表と同時に体験版が配信中で、12月13日にプレステ4用ソフトとして発売予定です。
10年間の沈黙でも人気が衰えない「SIREN」シリーズ
最後は長らく新作が出ていないにもかかわらず、盛り上がりが衰えない「SIREN」シリーズ。呪われた風習を持つ村が舞台の正統派ジャパニーズホラーです。TVCMが「怖すぎる」という理由で放送中止になったことを記憶している方も多いのではないでしょうか。
1作目は2003年に発売しましたが、正式なナンバリングは2006年の「2」までしか出ていません。2008年のリメイク版「New Translation」から数えても10年間沈黙したままのシリーズです。
しかし、何度もループする難解なストーリーや細部にまでこだわったアーカイブと呼ばれる収集品の数々には熱狂的なファンがついており、現在でも物語の鍵となる「異界入り」の8月3日はSNSなどがお祭り状態になります。
シリーズ15周年の今年は8月1日から14日まで東京で「SIREN展」が開催され、入場制限されるほどのファンが集まりました。開発スタッフも盛況ぶりに手ごたえを感じたようです。この熱気が新作開発につながるかもしれませんね。
12月4日から19日には大阪でもSIREN展が開催されるので、新作を望む方は足を運んで応援してみてはいかがでしょうか。