地味だけど面白い!中高年男性もハマる『切り絵』の魅力と始め方

  • 2018/08/16
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不器用なオヤジにもオススメ

不器用なオヤジにもオススメ

紙を切り抜いて絵を描く「切り絵」を知っていますか。
意外にも“始めやすい趣味”として、幅広い世代から注目を集めているのです。

決してメジャーな趣味ではありませんが、簡単に道具がそろい、しかも初期費用はわずか数千円。
カッター、マット、紙、スプレーのり、テープやホッチキスさえあれば、すぐにでも切り絵を始めることができます。

同じ絵でも油絵の場合は、画筆、パレット、絵の具、画溶液、油壷、ペインティングナイフ、パレットナイフ、キャンバス、ブラシクリーナーなどが必要であることを考えると、切り絵は誰でも気軽に始められる趣味の1つといっていいでしょう。

とはいえ、「そんなに器用じゃないし…」というオヤジもいるのでは。
たしかに切り絵には、集中力や精密さが求められますが、単純な図案ならば、手先が器用でなくても大丈夫!
最初は簡単な図案からスタートして、失敗しながらコツを掴んでいけば、最終的には複雑で繊細な切り絵をつくれるようになりますよ!

 

切り絵にはメリットがいっぱい!

切り絵にはメリットがいっぱい!

■手先が器用になり、集中力もアップ!

特に線が細かい部分は、丁寧にすすめていく必要があります。
ほんの少し刃の動かし方を誤っただけで、線が切れてしまい、作品の完成度がガクンと落ちてしまうからです。
集中して制作に取り組むことで、次第に集中力と器用さが高まっていきますし、上達の度合いは完成した作品を見れば一目瞭然なので、達成感もひとしおです。

■楽しみ方は無限大
インターネットで検索すると、フリーの図案を配布しているサイトがいくつかあります。
自分の好きなイラストやキャラクターをもとに、自分で図案を作ってみるのもいいでしょう。

■飾るのも楽しい
出来上がった作品を台紙に貼りつけた後は、額に入れて飾ってみましょう。
飾るのに抵抗があるなら、透明なポケットがついているクリアファイルに入れておけば、すっきりと整理整頓できますし、いつでも歴代の作品を振り返ることもできます。

■ガーランドやしおりにしてもGOOD
切り絵の活用方法は無限大です。
パーティーを彩るガーランドや、本に挟むしおり、メッセージカード、インテリア証明の柄などを切り絵で作ってみても楽しいです。

 

始め方と道具選び

始め方と道具選び

■難しい工程がない
切り絵は、完成までの工程がとてもシンプルです。
まず、図案となる紙の下に、作品となる紙を重ねて、ホッチキスやマスキングテープで紙同士を固定します。
そして、図案の線に沿ってカッターで切り込みを入れていくのですが、テーブルでそのまま作業をするとカッターの刃でテーブルがボロボロになるので、マットを敷いておくといいです。
切る作業が終わったら、スプレーのりを紙の裏に吹き付けて、台紙となる紙に貼りつけたら完成です!

■カッターの選び方
普通のカッターでもダメではありませんが、デザインカッターのほうが細かい作業に向いています。
切れ味が悪くなると、紙が破ける原因にもなるので、刃先をこまめに交換するのがポイントです。

■マットの選び方
一般的なカッティングマットでOKですが、黒っぽい紙を使う場合は白のマット、色の明るい紙を使う場合は黒のマットが見やすいです。

■紙の選び方
切り絵用の紙と、台紙用の紙を用意しましょう。
おすすめは画用紙や和紙ですが、「切り絵にはこの紙!」という決まりはないので、作品のイメージに合った色の“少し厚め”の紙を選ぶといいです。
図案の紙は、薄いコピー用紙でかまいません。

 

作業は地味だけどやりがいのある趣味

切り絵は決して派手は趣味ではありませんが、コツコツと作品をつくり上げていく喜びは大きく、体力を必要としないので老後の趣味にもぴったりです。
完成した作品は、自分で鑑賞して楽しむのもいいですし、お孫さんにプレゼントする人や、フリマサイトに出品してお小遣いを稼ぐ人もいます。
まずは切り絵にチャレンジしてみて、あなただけの楽しみ方を見つけてみましょう。

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