トヨタも参入するカーシェアリングは家計の福の神となるのか

  • 2019/03/18
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車を手放しても車を使えるのがカーシェアリング

車を手放しても車を使えるのがカーシェアリング
頻繁に行われるモデルチェンジ、決算特別セールなど盛んに購買欲を煽っている車ですが、車は家に次ぐ大きな買い物です。
購入したくても、そう安々とは購入できないものです。
それに地方ならともかく、都会では車はあってもそれほど使い前が無かったりもします。
週末にたまにドライブに出かけるだけだったりでは、その存在価値も疑われます。
何せ車は銭食い虫と言われるように、所有しているだけで維持費が嵩むのです。
それは所有にはそれなりのステータスはあるものですが、そのために毎年の自動車税、隔年で車検、駐車代にオイル、ガソリンなどそれだけの贅沢品でもあります。
そして年数が経過すれば交換部品も増えます。
車の買い換えをするにも車の情報を仕入れるところから始めると、暇で車が好きな人以外にはなかなか面倒なものでもあります。
これらの負担から解放されながらも、しっかり車をマイカーのように使えるシステムがカーシェアリングなのです。

 

月会費の負担が軽減されている

カーシェアリングは最近、急に始まったシステムではありません。
それが俄かに注目されているのは、維持費の代わりに負担させられていた月会費が軽減、あるいは完全無料化される傾向にあるからです。
カーシェアリング会員になったとしても、その使用状況によってはかえって所有していた方が得なケースもあったのです。
月会費が下がれば1回の使用料が高くはなるでしょうが、バランス次第で有利となってくるシステムが増えているようなのです。
その結果、ここ数年で会員数は毎年20%レベルの増加が続き、今では軽く100万人も突破していると言うのです。
このペースで普及していけば、近い将来、自動車市場の様相もすっかり変わってしまうのかもしれないのです。
かつて現実にはほぼ理論上でしか有り得なかったカーシェアリングの参加者が、身近にいてもおかしくない状況が生まれつつあるのです。
自分だけの車を所有するステータスとコストパフォーマンスを天秤にかけたくなるのも当然の状況がこの先、近づいているのです。

 

トヨタも参入のカーシェアリング

このようなカーシェアリングが普及してくれば、ダメージを受けるのが自動車産業でしょう。
1台の車の所有者が特定されずに共有されれば、新車の販売台数が減ることになるからです。
ところが先頃、業界トップのトヨタ自動車がカーシェアリング事業に参戦することになりました。
車の品質を向上させるのも第一ではありますが、カーシェアリングの流れにも便乗してこれを新たなビジネスにしたいのでしょう。
全国に展開している既存販売店のネットワークにソフトバンクを加えて、スマホだけで車が使えるようにすると言うのです。
スマホで予約から決済まで全て完了するのであれば、確かに身近な存在となるのも疑問の余地もありません。

 

車の個室機能は誰もが欲しいもの

これによってむしろこれまで車の購入をあきらめていた人が、カーシェアリングに参加してくれるビジョンだって見え隠れしていまいます。
移動に自分だけの空間をそのまま維持しながら目的地に到達できるのは、どんな優れた乗り物でもかなわないからです。
あるいはどこに移動する訳でもなく、ただのプライベート空間としての使いたい人も増えているようす。
確かに何かと面倒な家族から距離を置いて、一人でひっそりと過ごす時間を過ごしたい時には最適でしょう。
音楽鑑賞をしたりカラオケの練習をしたりするにも誰の邪魔にもなりません。
逆に静かな場所に移動して瞑想にふけ込むのにもおすすめのスポットにもなるのです。
車はそのためだけにとても購入できるものではありませんので、隠れた車へのニーズを掘り起こしてくれるのがカーシェアリングでもあるのではないでしょうか。

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