急に寒くなる季節はバッテリーを気にする季節

この頃の激しい気温の移り変わりで、体調不良になる人も増えているようです。
これは人間だけではなく車のバッテリーにも当てはまりますので、気を使ってあげましょう。
暑い夏場でも平然と耐え抜いたバッテリーは元気いっぱいかと思いきや、実は結構なダメージも受けています。
それが急激に冷え込んだ環境になると、一挙に性能が発揮しづらくなって不調になりやすいのです。
バッテリーは車の電気エネルギーの源です。
この季節だからこそ、電化の進んだ今の車でより重要になっているバッテリーのメンテナンスを見直してみましょう。

バッテリーに対する甘い考えは捨てよう

バッテリーなんてもしも上がったとしても、いざと言う時には任意保険にロードサービスも付いてます。
そうでなくてもJAFなどに加入していれば、とりあえず充電してくれて動かせるようにはなります。
一応、耐用年数があるのは知っていてとっくに過ぎていても、それまで交換などしないと言う人もいるかもしれません。

・今時のバッテリーは急死する
そもそもバッテリーなんて、いきなりダウンするものでも無かったものです。
エンジンをかける時に「キュルキュル」とか言い始めたら交換を考えれば大丈夫と踏んでいたら、それはオヤジ世代の昔話になっているのです。
毎日、普通の通勤に使っていてもある朝、エンジンがかからず出社もままならなくなったりするようになっているのです。
ひどい時は信号待ちでエンジンがかからなくなったりも有り得るのです。
場所と時間次第では大渋滞の原因者になったりもするのかと思えば、バッテリーの大切さも考え直すべきでしょう。
車の性能向上に伴い電気エネルギー依存度も増したことからもバッテリーの性能自体は上昇しています。
高い電圧で長期間に渡り安定して電圧を供給できるようにはなっていますが、その反面、寿命は予兆も無く訪れるのが特徴になっています。
人間で言えばピンピンコロリのある意味、理想的な最後を迎えるようになってきているのです。

・年数が経ったら電圧チェック
耐用年数3年などとされたバッテリーが多いようですが、使用状況でかなりの幅が出てきます。
カー用品店などで電圧チェックサービスを無料でしてくれる場合もあります。
そんな機会にチェックしてもらう受けるのが、最もバッテリーの正しい状況を把握する方法となります。
そうタイミング良く機会も無ければ、あっても面倒だしと思えば、自分の使用状況と耐用年数を比較して「そろそろ危ない」と思った時に交換してしまうのも簡単で安全ではあります。

バッテリーの寿命を延ばすために

毎日、乗らずにそれも買い物のような近場ばかりでは、充電する間もありません。
バッテリーにとって充電させてくれないのはつらい話です。
そんな人は、人気のない場所でアイドリングをすることによって充電をするのがおすすめです。
ただし、エンジンをかけているだけでは回転数は低く抑えられていますので、効率はとても良くありません。
ニュートラルで少しアクセルを踏んで2,000回転を目安に維持するのが良いようです。
時間や回数はそれぞれの使用状況によって違いますので、一概には言えません。
一般には30分も回していれば、一通りの充電は完了するとは言われています。
ですが、やってみれば一回当たりは5分～10分くらいでないと退屈で飽きてしまうでしょう。
結構高くなったガソリンの無駄遣いにもなりかねません。
それよりも時間と気力があれば、ちょっとはスピードの出せそうな道路で快適なドライブを楽しみたいものです。
丁度、季節はドライブを誘っているかのようではありませんか。
タイミング的にも秋のドライブは車へのバッテリーへの優しい心遣いでもあるのです。