案内標識のあと何キロとは「市区町村役場が目安」

  • 2018/08/27
  • ライフスタイル・娯楽
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  • 松村 昴
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案内標識の基準

車を運転していると、青い案内標識を見かけます。この案内標識には、「地名」と「○○㎞」が表記されており、地名までの距離を表しています。ここで気になるのが、この距離はどんな基準で表記されているのかではないでしょうか。地名の地域は広く、端から端までの距離だけで数キロ~数十キロはあります。そのため、案内標識の基準があるはずなのです。

案内標識を目安に到着時間を計算する方もいるため、案内標識の基準はぜひ知っておきたいものでしょう。そこで今回は、案内標識のあと何キロの基準を中心に紹介していきます。

案内標識の基準

 

案内標識の基準は市区町村役場

案内標識の基準は基本的に「市区町村役場」となっています。案内標識で表記されている地名の市区町村役場を基準として、あと何キロなのかを表記しているのです。つまり、「横浜まで○○キロ」=「横浜市役所まで○○キロ」ですし、「渋谷まで○○キロ」=「渋谷区役所まで○○キロ」を意味しているのです。

さらに言えば、市区町村役場の正面が基準となっています。役場によってはいくつか出入口がありますが、正面玄関を基準として距離が計測されているとのことです。いずれにしても、案内標識であと何キロなのかを確認している方は、その地名の役場まで何キロなのかを示していることを覚えておきましょう。

 

直線距離なの?道路に沿った距離?

案内標識で表記されているのは、市区町村役場までの距離であることがわかったと思います。次に気になるのが、「直線距離」なのか「道路に沿った距離」なのかではないでしょうか。この違いによって、到着時間の目安も大きく変わってきてしまいます。

答えは、「道路に沿った距離」とのことです。案内標識で記されているのは、標識で記されている通りに道路を進んだ場合の距離とされています。そのため、実際に走行する距離に近いため、到着時間を割り出しやすいのではないでしょうか。

直線距離なの?道路に沿った距離?

 

2つの例外が存在する!

①市区町村役場が中心地から離れている場合
基本的に案内標識で記されている距離は、地名の市区町村役場までの距離となっています。しかし、例外的が存在しています。市区町村役場が中心地から離れている場合に限っては、例外として市区町村役場を基準にしていません。このケースで市区町村役場を基準にしてしまうと、案内標識を参考にした人が勘違いをしてトラブルに発展する恐れがあります。

そのため、中心地に市区町村役場がない場合には、中心地を代表する施設や駅、繫華街などを基準にするようになっているのです。多くの市区町村役場が市の中心にありますが、中心にない場合には、このように例外的な扱いになっているので注意してください。

②東京の場合
標識ではよく「東京まで○○キロ」というものを見かけることがあります。この東京に関しても例外的な扱いとなっています。東京という表記は、市町村役場などではなく「日本橋」を表したものとなっているのです。つまり、「東京まで○○キロ」=「日本橋まで○○キロ」という意味になります。この理由は、かつて主要道路の起点が日本橋にあったからです。今でもその名残が残っており、「東京まで○○キロ」の東京は日本橋を意味しているのです。

2つの例外が存在する!

 

案内標識は上手に活用しよう!

このように、案内標識で記されているあと何キロは、記されている地名の市区町村役場の正面玄関が基準となっています。ただし、例外的に市区町村役場が中心にない場合や東京だけは異なっているのです。

これらの情報を知っておくことで、案内標識を参考にして到着時間を予測する時に、より精密な時間を割り出すことができるでしょう。また、豆知識としても使うことができます。ぜひ、車を運転するときには、案内標識を上手に活用してみてください。

この記事の作者

松村 昴
松村 昴
大学生時代からギャンブルを愛するフリーライター。 競艇・競馬・カジノがとくに大好き。 現在は全国24競艇場を旅しながら記事を執筆中。 趣味はアウトドアでキャンプやサイクリングで気分転換。
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