アウディ初の市販EV『e-tron』(Audi e-tron)その実力はいかに?
- 2018/08/22
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アウディ e-tronは、アウディ初の市販EVです。トヨタ・プリウスPHVのようなハイブリッド車になります。家庭のコンセントから充電出来る、ハイブリッド車は、プラグインハイブリットと呼ばれていますね。プラグインハイブリッドは積極的にモーター走行が出来て充電が足りないときはガソリンエンジンで走ることも出来ます。
アウディは、フォルクスワーゲングループの会社。グループ内でシャーシやエンジンなど共用化を計って効率を高めています。実は、e-tronの元となったのはVW・ゴルフGTEです。まぁ、日本で言えばトヨタのハイブリッドシステムを業務提携しているスバル(XVハイブリッド)やマツダ(アクセラHV)のようなものです。中身は本家VW・ゴルフGTEと同じですが、アウディ独自のテイスト(乗り味)に変えられているのはもちろんです。
国産車のハイブリッドは、省エネに徹しているためスポーティさなどからかなり遠い存在になっています。まぁ、国産車ではスポーティさがある車は燃費が劣ることから「悪」と思われています。燃費重視のためスポーティさは犠牲にされて実に味気ないことになっています。しかし、輸入車では燃費重視に偏ることなくスポーティさを演出して省エネと両立させているのは立派ですね。国産車でも、見習ってもらいたいものです。
Audi A3 スポーツパック e-tron
アウディA3は、もっとも販売台数が多いモデルです。アウディ初のプラグインハイブリッドは、A3の5ドアハッチバックボディに搭載されて登場。2013年ジュネーブモーターショーでのコンセプトカーとしてお披露目されました。発売は、2015年11月から。
A3は、セダンとハッチバックがありハッチバックにe-tronが設定されました。行動的で若い世代に、プラグインハイブリッドをアピールするためにハッチバックにe-tronを設定したのでしょう。
プラグインハイブリッドのメリットは、①まず購入時にエコカー減税や補助金が受けられること②モーターだけの走行時は、排出ガスがゼロ。③ガソリン代が安く済む。④モーターか、ガソリンエンジンかでパワーユニットの選択が出来る事などです。
次にプラグインハイブリッドのデメリットは、「充電に時間がかかる」です。家庭用コンセントからの満充電時間は、200Vで約3時間。100Vなら約8時間です。ガソリンエンジンの給油ならほんの数分とでは比べるまでもありません。プラグインハイブリット購入するならば、やはり自宅車庫で200Vの充電設備が確保されていなければ購入しても後悔することになるかもしれませんね。
満充電で、モーターのみで走行可能距離は52.8kmなので、一日の走行距離が通勤や買物などそれほど走らないのであれば実用的です。ガソリン代に比べ充電する電気代のほうが安くてお得なのは言うまでもありません。
あとのデメリットは、ハイブリッドの電池搭載で車重が重くなることや積載量が減ってしまうことでしょう。
走行性能は、ハイブリッド走行時(ガソリンエンジン+モーター)の最高速度は222km。ガソリンエンジン(150PS)とモーター(109PS)なのでハイパフォーマンスな走りが堪能出来ます。また、モーターのみの走行も最高速度130kmで100kmのスピードで巡航できますので高速道路も短い距離なら十分使うことが可能です。
e-tronは、FF駆動でミッションは6速Sトロニックです。モノグレードで新車の販売価格は、564万円です。中古車価格は、約300~440万円になっています。
e-tronは、国産車にはないスポーティなプラグインハイブリッドを求める方にお勧めです。