日本車はドイツ車とどこが違うのか、サラリと言ってのけよう
- 2018/06/01
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日本車の世界での立ち位置
日本車を今の時代に海外の自動車と比べるとすれば、ドイツ車が最も無難な選択となるのではないでしょうか。
やはり日本人が気になる会社はベンツ、BMW、アウディなどドイツ車ばかりなのですから。
これらの車はなんとなく日本車には無い高級感があるのは誰もが知っていますが、少しだけ掘り下げればそこで気が付くことは高級感だけでもありません。
日本車もまだまだ世界各国で販売台数こそ伸びてはいますが、真に世界の日本車となるには改善点も多々見受けられます。
ここでは大まかにいくつかポイントを絞って取り上げてみました。
これによって各人のライフスタイルや価値観に応じた選択を速やかにできるようにもなるのではないでしょうか。
歴史の違い
現在の自動車の姿がいかにして形作られたのかを探る際に、その歴史を紐解くと原因が見えてきます。
・日本車の歴史
日本の自動車の歴史を振り返れば、戦後にアメリカ車に対抗できる国産車を開発しようとした頃に遡ります。
しかし、アメリカ車はあまりにも日本とは使用条件のかけ離れた自動車です。
幅の広い整備された直線道路で広い大陸間の都市を移動するのに使われてきたものなのです。
・ドイツ車の歴史
それはドイツ車においても同様の傾向が見受けられます。
アウトバーンを快適に走るためのものと言っても過言では無かったのです。
さらには当時から国を越えヨーロッパ各地へも足を延ばすことも視野に入っていたでしょう。
1880年代頃からと日本より半世紀以上も前に世界初の自動車生産を開始したため、自動車としても完成度は高いものです。
ヨーロッパでは最先端の技術大国としてエンジンはもとより外装、内装などまで切磋琢磨してきたのです。
近隣諸国にはフランスやイタリアのようなファッションにこだわる国もありますので、見栄え的にも競合してきた結果、現在のデザインが定着しています。
比較のポイント
・故障しやすさを比べる
自動車が路上で故障すれば、厄介な対応をしなければなりません。
渋滞でもしていればなおさらですので、最も重点を置きたいポイントでしょう。
この点で最近の日本車は圧倒的に優れています。
日本車は世界では優れているとされているドイツ車よりも、はっきりとした故障率の低さがあります。
・頑丈さを比べる
日本の自動車は軽いこともあり、発進がスピーディです。
それはかつてのゼロ戦の技術を彷彿とさせるものでもあります。
しかし、ゼロ戦がそうであったように、鉄板を極力薄くして軽い衝撃が一撃でもあれば車体は一気に潰されるのが日本車と言えます。
その点、ドイツ車は頑丈であるおかげで同じエンジンでは性能面では見劣りもするのも良しとしているのです。
これは道路事情の影響もあるのでしょう。
ドイツではアウトバーンを自由に往来するために作られているのに対し、日本では街の狭い路地裏をいかに切り回していけるかに重きを置かれていると言えます。
・デザインセンスを比べる
最近ではトヨタにも見受けられるように、デザインにもいろいろと試行錯誤を重ねているかのようではあります。
その斬新さもあってかこれには賛否両論あるようで、まだまだ一般に受け入れられているとは言い難いものです。
それに対しドイツ車は、直線的でシンプルでありながら上品でまとまりの良いデザインに特徴があります。
どこがどうしてカッコいいのか端的に説明しづらいところにそのデザイン技術があるのでしょう。
思い浮かべてもBMW、ベンツ、アウディ、ポルシェといずれも凌ぎを削るほどのセンスの高さが感じられます。
・値段を比べる
車に限ったことでもありませんが、日本の得意分野に大量生産や部品管理などによる製造コストの引き下げがあります。
これにより車をコスパで比較した場合、日本車はお買い得であることは間違いありません。