自動車の速度制限って道によって違うけど基準ってあるの?
- 2018/05/07
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自動車の速度制限について
自動車を運転している際に気を付けるのはスピード違反ではないでしょうか。速度制限を守って、スピード違反にならないように運転しているオヤジが多いと思います。しかし、速度制限は一定ではなく、道路によって速度制限が異なっています。そのため、勘違いしてスピードを出してしまっている人もいることでしょう。ここで気になるのが、自動車の速度制限にはどのような基準があるのかです。そこで今回は、自動車の速度制限の基準をメインに紹介していきたいと思います。
速度制限には「規制速度」「法定速度」がある!
自動車の速度制限の基準を紹介するためには、「規制速度」「法定速度」という2つの言葉を知る必要があります。まず、規制速度ですが、これは道路のわきにある看板の標識や地面に黄色の文字で書かれている数字のことです。標識に書かれている速度を超えてしまうとスピード違反の対象となってしまうのです。
そして、法定速度は標識や標示によって、規制速度が指定されていない道路の最高速度のことを指しています。つまり、規制速度がない道路では、法定速度が最高速度となっているのです。そのため、法定速度を超えるとスピード違反の対象となってしまいます。ちなみに、法定速度による最高速度は、一般道だと60㎞/h・高速道路では100㎞/hとなっています。
規制速度の基準は?
「速度制限の基準」=「規制速度の基準」となるのですが、この基準は実情に合わせて決められています。かつては「規制速度算出要領」があり、これが規制速度の基準となっていた時代がありました。しかし、この基準だと実情に合わないことが多々あったのです。そのため、今では交通状況や事故の発生状況など実情を踏まえた上で、規制速度を設定しているのです。具体的には、生活道路(路地など)は30㎞/hとなることが多く、道路状況によっては40~60㎞/hの範囲で設定されます。また、バイパスなどでは70~80㎞/hに設定されることもあるのです。基本的には、実情に合わせた規制速度の設定をしているのですが、過去の基準のままで実情に合わない速度制限があるのが現実となっています。
「規制速度」と「法定速度」はどちらを守るべき?
規制速度と法定速度があることを説明しましたが、優先するべきなのは規制速度となっています。規制速度は実情に合わせて設定されているため、優先するべきなのは規制速度です。法定速度を守っていても、規制速度を超えるとスピード違反となってしまうので注意しましょう。間違っても、「法定速度以内だから大丈夫!」と思わないようにしてください。規制速度と法定速度をしっかりと理解し、スピード違反で捕まることがないようにしましょう。
ちなみにスピード違反の基準は?
速度制限の基準だけでなく、スピード違反の基準も気になると思います。1㎞/hでも超えてしまうとスピード違反になるのか、それとも他の基準があるのか気になるでしょう。ずばり、1㎞/hでも速度制限を超えてしまえば、スピード違反となってしまいます。ただし、基本的に速度メーターにも若干の誤差があるため、ほんの少しの速度オーバーならスピード違反として取り締まられることはないでしょう。しかし、安全運転を心掛けるためにも、速度制限を守って運転するようにしましょう。
自動車の速度制限は、道路によって異なります。この基準は、道路状況や事故状況などの実情に合わせて設定されているのです。また、規制速度の標識・標示がない場合の最高速度は、法定速度となっています。この法定速度とは、一般道が60㎞/hm・高速道路が100㎞/hです。規制速度の標識・標示がある場合は、法定速度よりも規制速度が優先されるので注意してください。車は危険な乗り物であり、速度制限は安全に走行するための基準となっています。ですから、速度制限をしっかりと守り、安全運転を心がけましょう。