トヨタ スープラ 復活

  • 2018/04/02
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トヨタ スープラ 復活

貴方は、スープラと聞いて胸が熱くなりますか?それともとても懐かしい思い出が蘇ってきますか?それによって、あなたの年齢が分かります。私は、どちらかと言うと懐かしい思い出でしょうか。今でも、若い頃にガソリンスタンドでバイトをしていた頃に、常連で良く来ていた赤いスープラのお客さんを思い出します。

胸が熱くなる方は、スープラでドリフトや峠道などで攻めた方ではないでしょうか。また、ラリーやスーパーGTなどのベース車両となり大活躍したのも脳裏に焼き付いています。そんなスープラですが、トヨタの高級ブランド「レクサス」誕生後はトヨタのラインアップから消滅してしまいました。

スープラが消滅したのが2002年のこと、、。いつの日か復活の噂はあったものの、すでに16年の歳月が経過した2018年に入ってから、スープラがモーターショーで公開されました。発売は2019年の夏頃に予定されています。

今回は、オヤジ世代の胸をときめかせてくれたスープラを紹介しましょう。

 

16年振りの復活!新生スープラ誕生

16年振りの復活!新生スープラ誕生
2002年スープラの最終モデルが販売終了されてから、実に16年ぶりの2018年新生スープラの吉報が届きました。先に開催された、ジュネーブショーでお披露目されたのです。コンセプトカーのモデル名は、GR Supra Racing Concept。スープラの先に来るのはGR=GAZOO Racing。現在のトヨタ社長である豊田章夫。モータースポーツが大好きなことで有名で、愛車はトヨタ(レクサス)のスーパーカー・LF-Aです。

社長就任後には1999年以来撤退していたWRCに18年振りに2017年に復帰させたり、ル・マン24時間レースがあるWEC(世界耐久選手権)に、ピュアハイブリッドレーシングで参戦し続けています。

FRスポーツの86が復活できたのも豊田章夫社長のお蔭であるのは間違いありません。2000年代突入後、相次ぐスポーツカーがモデル消滅して行きました。トヨタでは、MR-Sの販売終了の2007年7月からスバルと共同開発された86が販売される2012年2月まで5年間もの長期間スポーツカーが存在しない氷河期を迎えていたのです。

まぁ、売れない車は作れないのは当たり前ですがスポーツカーが消滅してしまっては国産トップメーカーにあっては実に情けない状態です。この憂うべき事態にスポーツカー復活の狼煙をあげ積極的な動きを促したのはモリゾウさんにほかありません。

 

BMWとの共同開発

BMWとの共同開発

16年振りに復活するスープラは、トヨタと業務提携しているBMW。ジュネーブショーの発表からからスープラの詳しい情報をゲット!しています。ここでいくつか紹介しましょう。

ベースとなるのはBMWの新型Z4。Z4は、カプリオレの2シーターオープンカーです。スープラは、2シーターのクーペルックで登場。ボディデザインは、最後の4代目スープラ(A80)を彷彿させるものとなっています。アメリカのマッチョを彷彿させてくれる筋肉モリモリのボリューム豊かなデザインは、スープラがアメリカへの輸出モデルある証。

ホイールベースは、86よりもcmも短縮されているとか、、。ちなみに公開されたニュースープラのボディサイズは、全長×全幅×全高=4380mm×1860mm×1290mm。ちなみに現行86のボディサイズは、全長×全幅×全高=4240mm×1775mm×1320mm。86に比べワイド&ローが強調されたモデルであることが分かります。

搭載エンジンは、懐かしの直6エンジン復活です。まぁ、BMW製エンジンが搭載されるのでトヨタ製直6でないのが残念なところかも。トヨタが、直6DOHCを使用していたのはマークXが発売される前頃の2004年までです。直6からV6へ搭載エンジンを順次変更されました。直6は、V6に比べてエンジン長がどうしても長くなるためデザイン面からどうしても制約が大きくなってしまいます。V6ならばエンジン長は直6の半分で済んでしまうことから一気にV6エンジンに駆逐されていったのです。

今や国産車では、直6エンジン搭載車は販売されていません。しかも、輸入車でも直6エンジン搭載車は極少数派になっています。トヨタと業務提携したBMWは、直6エンジンのしっとりしたエンジンフィーリングを大事にした結果、多くの直6エンジンが生き残っているのです。まぁ、86のエンジンがスバルから供給されていることを考えればそれほど違和感がないかもしれません。

搭載エンジンは、2000cc直4DOHCターボ(258PS/40.8kg・m)と3000cc直6DOHCターボ(365PS/45.9kg・m)2つ。ミッションは、8速ATのみ。駆動方式は、FR。ちなみに2000cc級国産ターボエンジン搭載のスバル・WRX S4の最高出力は、300PS/40.8kg・mとトルクは、同じ値です。馬力では、スープラが劣っていますが車重が1380kgとWRX S4よりも200kgも軽くなっていることから性能的には十分互角であるでしょうね。

スープラはGRガレージ専売モデルとなって、価格は2000ccのGR スポーツが570万円そして3000ccのGRが670万円の予定で販売されそうです。販売開始時期は、2019年の夏頃でしょうか。BMW・Z4には380PSのハイパフォーマンスモデルも用意されているので、スープラが市販されてから、GRMNグレードで追加販売されることが予想できます。スープラのパフォーマンスモデル・GRMN期待してもいいかもしれません。

16年振りに復活するスープラは、トヨタと業務提携しているBMW。

 

この記事の作者

Rc.オガ
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オギャと生まれたときからミニカーを握りしめていたくらいの車好き。旧車から新車、軽自動車からVIPカーそしてダンプカーやバスまでと守備範囲はとても広いです。WRCやF-1・インディ―カ―そしてエア・レースとレース観戦が大好き。長年に渡って培ってきた、車のウンチクを後世に伝承させるためWEBライターとして、車の楽しさを日夜伝道しています。
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