中古車の中ってちゃんと清掃されているの?
- 2018/03/06
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汚い中古車は買いたくないオヤジ心
中古車人気が高く、グレードの低い新車よりもハイスペックな中古車を好むオヤジがたくさんいる日本。しかし、中古車にもピンからキリまであります。実用性を求めて中古車を買う場合、車種などの選択肢はいろいろです。その中からどれか一台を選ぶなら、価格とともに重要なのが車の状態で、その要素のひとつに美観と清潔さがあります。
安くてもこんなに汚い中古車は嫌だ!
そう思うオヤジは結構います。だからこそ、中古車販売会社ではドロドロの中古車を表に出すことがないのでしょう。
たまに見かける汚い中古車が並んだショップの場合、ついている値札が「格安」だったりします。その多くは年式の古い車であることも多い感があります。
しかし、外観だけで中古車のキレイさは判断できません。外側は当然として、問題は内部までキレイかどうかです。ズバリ!関心事は中古車の中がちゃんと清掃されているかどうかということでしょう。
結論をいえば、中古車の中を清掃するかどうかは中古車販売会社によります。また、すべての車を清掃しているかといえば、これもケースバイケースだといえるでしょう。さらに、清掃のレベルまで考えると、これは一概にどうこうという話でもありません。
それでは、中古車の中の清掃にどの程度の差があるのかをチェックしてみます。
内部清掃を売りにできるかどうか
現状有姿での売り切り、いわゆるノークレーム・ノーリターンのように、こんな車でよければ買ってくださいという売り方は別にして、通常の中古車販売会社では、商品である中古車をより高く買ってもらうため、清掃と点検、必要十分で可能な範囲の手入れを行うことでしょう。
外装の汚れを落とし、室内に落ちているゴミを取り除く。最低でもこのくらいは実施されているものだと思っても問題はありません。さらに、運転席まわりの目立つ部分を拭き掃除する、簡単に掃除機をかける程度までは多くのショップで行われています。
しかし、シートのクリーニングや除菌までやっているかとなると、そこまではなかなかやっていないショップも珍しくないでしょう。なにしろ、そこまでやれば立派な売り文句になるからです。
先ほど、より高く買ってもらうためにと述べましたが、中古車の中の清掃は、文字通り販売価格が「高くなる」ものだといえます。間違っても無償ボランティア精神で清掃が行われるということを期待してはいけません。
「こんな車が嫌なら買わないでくれ!」というわけではなく、ユーザーの価格に対する希望と、業者としてできるレベルの折り合いによるということでしょう。
そこには、中古車はしょせん中古車であり、中途半端に清掃されていても不十分だから自分で清掃しなおすというオヤジが少なくないという事情もあります。そうすると、ショップとしても中途半端に清掃して中途半端に高くなるよりは、清掃レベルを落として安くしたほうがよいという考えもできるわけです。
逆に、自分で清掃したり、清掃を業者に外注したりするのは面倒だから、高くなっても徹底的に清掃している中古車が欲しいというオヤジもいます。
そんなオヤジのニーズにあっているのが、たとえばトヨタのT-Valueです。T-Valueの場合、基本的には、シートを外して内部を徹底清掃するだけでなく、消臭と除菌まで実施されます。
ここまでキレイにされた中古車は、当然ですが、汚れたままの中古車のような価格では販売されません。
さて、実際にどこまで清掃されているかは、自分の目で確認するのが一番です。また、ショップに清掃内容を聞いてみましょう。また、簡易的な判断方法として、並んでいる車のキレイさと価格を見ることで、ある程度は予測できるかもしれません。