トヨタのコンパクトカー3モデルを比較する。

トヨタのコンパクトカーの3モデルのパッソ・ヴィッツ・ポルテを燃費や価格使い勝手などそれぞれ比べてみましょう。どれもトヨタのコンパクトカーでエントリーモデルにも適しています。パッソの搭載エンジンは、ガソリンの1000ccから1300ccで、トヨタの5ナンバーサイズ最小の車です。トヨタの子会社となったダイハツが主に主導して開発されたのがパッソです。ダイハツ・ブーンとはバッチ違いの車（バッチエンジニアリング）になります。ヴィッツもコンパクトカーになりますが、パッソよりは大きなボディと大きな排気量のガソリンエンジンが搭載されます。エンジン排気量は、1300～1500ccとなりますが、マイナーチェンジされた現行モデルではは1300ccのガソリンエンジンとハイブリッドエンジン搭載車になりました。パッソは、トヨタが提案する小さなミニバン・プチバンなんて呼んでいてミニバン的な使い方のできる車になっています。搭載エンジンは、ガソリンのみで1300～1500ccのガソリンエンジンのみです。

パッソ・ヴィッツ・ポルテの燃費を比較

アベノミクスが、功を奏したのか戦後最大の好景気なんて言われていますが、末端の会社員までその効果が来ているのかは??な状況です。2020東京オリンピック特需でさらに景気が上向けばよいのですが、、。まだまだガソリン代が少ないほうが喜ばれる！ご時世なのは間違いありません。

パッソの燃費は、28km/L(JC08モード）です。パッソの1000ccのFF駆動での数値です。ヴィッツの1300ccガソリンエンジン搭載車の燃費は25kmL(JC08モード）。300ccの排気量アップで約3km/Lの燃費が悪くなるのですね。それでは、ハイブリッドエンジン搭載車の燃費は、34.4km/L(JC08モード）と10km/Lも燃費が良くなっています。

プチバンのポルテの燃費は、1500ccガソリンエンジン搭載で22.2km（JC08モード）と三台中もっとも悪くなっています。同じエンジンでも重たいボディでは、燃費が悪くなるのですね。パッソの車重は、910kg。もっとも燃費が悪いポルテは1170kg。そしてヴィッツの1300ccガソリンエンジン搭載車の車重は、1000kg。ちなみにハイブリッドのヴィッツの車重は1110kg。ハイブリッドシステムはアクアと同じものです。車重では、ハイブリッドのヴィッツとポルテが20kgの違いでほぼ同じくらいですね。

価格を比べると

パッソ・ヴィッツ・ポルテの3台のなかで一番燃費が良かったのが、ハイブリッドのヴィッツ。ハイブリッドのヴィッツの価格は、181万9800円～232万9560円。

次に燃費の良かったパッソの1000ccガソリンエンジン搭載車の価格は、115万200円～165万7800円です。廉価版の価格差は、66万9600円と約67万円もの差になります。

プチバンのポルテの価格は、177万7680円～192万6720円。ポルテとヴィッツ・ハイブリッドの価格差は約５万円ほど。

目的別に車を選びましょう。

ミニバン的な使い方がしたいなら迷わずポルテがお勧めですが燃費目当てでポルテを買ってしまうと期待外れになってしまうかもしれません。

子供の自転車を載せて公園までドライブして、車内で休息するとか家族でドライブしてレジャーを楽しむ使い方に向いているのがポルテです。

ヴィッツやパッソでは、子供の自転車をそのまま載せることは出来ません。

パッソは、価格と燃費のバランスが良いので通勤やお買いものなどの使用に向いています。自宅からそれほど遠くない距離の移動が多いのであれば月のガソリン代もそれほど掛からないでしょう。

ヴィッツ・ ハイブリッドは、営業や長距離通勤そして長距離ドライブなど多く年間走行距離が3万キロ近く走る方にお勧めします。年間3万キロ走られる方は月の走行距離が2500kmで、一日の走行距離が約85km。ハイブリッドで省燃費の恩恵が得られるというものですね。