トヨタ車のデザインがとんがって来たのは、いつ頃から?
- 2017/07/23
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近頃流行りのとんがり車体
最近になって気付いたことに、トヨタの車がとんがっていることがあります。何をいまさらと思うオヤジもいるでしょうが、目立つ程度に増えるまでの年月を考えれば、仕方ない部分はあるでしょう。そこで、いったいいつ頃からトヨタの車がとんがり始めたのかを調べてみました。
その結果を発表する前に、トヨタ車のとんがりとは何を指すかをハッキリさせておきましょう。昭和の時代の車は四角ばった箱型のものが多かったです。そこから時代が進んで、丸みを帯びた形状が主流になっています。トヨタ車でも大なり小なり同じような状況だったといえるでしょう。
ところが、従来の四角でもなく、カクカクした感じというべきか、出っ張った感じのまさに「とがった」デザインの車が登場してきたのです。車種でいえば4代目プリウスが代表例といえるでしょう。4代目プリウスが投入されたのは2015年のことで、3代目の滑らかな形状から大きく変更されています。特に、後ろから見たときに左右に突き出したような部分があるのは一種の驚きを禁じえません。それでは、その他の車種についても確認しておきます。
これがトヨタ車のとんがり年代
プリウスの2015年は比較的最近のことだといえます。このプリウスの小形版ではないかと錯覚してしまうのがアクアです。2014年にはトンガリ感があります。これも新しいですね。
続いては、クロスオーバーSUVのC-HRです。こちらは失礼な言い方ですが、凸凹感のあるとんがり方に見えます。この車種は2016年12月に登場したものですから、新しすぎますね。そして、そこまでとがってはいないようにも見えるのが、燃料電池で走るセダン・MIRAIです。こちらは2014年12月の発売ですが、即出荷とはなっていません。
また、ミニバンの代表格であるアルファードも3代目になってイキナリとんがっています。これも2015年と比較的新し目のとんがりタイプです。この車もそうですが、フロントの面構え次第では、ボディのとんがり具合が弱い車種であっても、かなりとんがっているようなイメージを受けやすそうです。
さて、どうやら概ね結果が見えてきたところで最後にミニバンのシエンタをチェックしておきます。こちらも2015年の2代目でそれなりにとんがり感を出しています。このように、早くても2014年に登場した車種からがとんがりデザインを持っていることがわかります。調査していない車種の中には、もしかしたらもっと早くからとがっているものがあるかもしれません。しかし、その可能性は極めて低いでしょう。
そして、とんがり具合は車種によってかなりの違いがあります。やはり、文句なくとんがっているといえる代表車種はプリウスです。
トヨタ車がとんがり始めてせいぜい3年経つかどうかというところで、とんがりスタイルが定着するかどうかはまだわからないでしょう。この先、トヨタがとんがり路線を発展させるのかどうかもわかりませんが、日本人の好みから見てどうなんだろうかと感じるオヤジは少なくないようです。他社にもとんがり車がでてきたのが気にはなります。