絶対に放置してはいけない!尖圭コンジローマの恐ろしさ
- 2017/05/07
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絶対にかかりたくない性病の一つ!
尖圭(せんけい)コンジローマという病気を知っていますか。
クラミジアや梅毒、HIVほど有名ではありませんが、発症すると厄介な性病の一つです。
尖圭コンジローマにかかったことがある方も、症状や感染経路、がんのリスクなどを再確認し、予防を怠らないようにしてくださいね。
尖圭コンジローマの特徴
①再発しやすい
ウイルスそのものを除去するのが困難なので、約25%が3か月以内に再発するとされています。
イボが現れるまでの潜伏期間が約3週間~8か月と長く、かゆみや痛みを感じにくいので、セルフチェックをしている時にちょっとでも不安を覚えたら早めに病院へ行くことをオススメします。
②感染確率が高い
60~70%の確率でパートナーに感染すると言われています。
感染してから数か月後に症状が現れる場合があるので、油断できません。
③イボができる
発症すると鶏のトサカのようなカリフラワー状のイボや、ぼつぼつとしたイボが現れます。
痛みや痒みが現れない人もいるので、発見が遅れやすいです。
性器、陰嚢、肛門、尿道口、にイボができることがあります。
④感染経路
性行為やオーラルセックス以外に、皮膚や粘膜の傷口からも感染します。
妊娠中の女性は、分娩時に赤ちゃんに移してしまう可能性があるため、早期に治療を行いたいところです。
放置すると…
①生活に支障が出てくる
長い間放置していると、イボが大きくなって排尿や射精がスムーズにできなくなります。
②がんのリスクが高くなる
尖圭コンジローマの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)です。
良性型と悪性型があり、悪性型は「陰茎がん」「子宮頸がん」「口腔がん」を引き起こすと言われています。
尖圭コンジローマの原因の大半は良性型とは言え、悪性型が見つかる可能性もあるため、絶対に放置してはいけません。
コンドームで予防するのは困難
尖圭コンジローマは広範囲に症状が現れるため、コンドームに覆われていない部分への感染をブロックするのは困難です。
したがって、尖圭コンジローマの疑いがある時のセックスはオススメできません。
イボが現れていなくてもパートナーに移る恐れがあるので、くれぐれも気をつけてください。
また、包茎は細菌の温床になりやすいので、感染する確率が高いと言われています。
何科にかかるべき?
男性…皮膚科、性病科、泌尿器科
女性…皮膚科、性病科、婦人科
※女性は膣内や子宮頚部に感染している恐れがあるため、婦人科がオススメ。
尖圭コンジローマにかかったら早期治療!
潜伏期間が長い上に、発症しても自覚症状がほとんどないので、知らず知らずのうちにパートナーに移す恐れがあります。
ちょっとでも異変を感じたら受診し、必要に応じて治療を開始しましょう。
「恥ずかしいから」と放置しても、メリットは何一つありません。
治療を受けて一度治まっても、完治するまでセックスは我慢!
生活習慣を正して免疫力を高めて、再発の防止に努めてくださいね。