在宅だったら勤務中にプチ瞑想ができるではありませんか
- 2020/05/01
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瞑想と居眠りは紙一重
仕事中に目を閉じて身動きしないでいると、誰からも居眠りをしているとしか思われません。
そこで時間いっぱいバリバリに働こうとするものですが、これが実は仕事効率の上昇を妨げている場合もあるのです。
本当は必要と感じたら、いったん仕事を小休止するのが正しい仕事の取り組み方ではあるのです。
とはいえ、堂々とこれを実践できる環境にはないのが普通でしょう。
別にサボるつもりではないのに、何ともやるせない思いが募っていた人も多いのではないでしょう。
それが今、率先されている在宅勤務であれば、ぐっと実現性も高まります。
瞑想と聞くと難しそうに感じますので、質の良い居眠りとでも捉えながら取り組み始めてはいかがでしょうか。
・細切れに瞑想ができる
周囲に人の気配の無い在宅勤務の環境は、瞑想するのにこれ以上ない最適な環境です。
これだけの瞑想チャンスを逃さない手は無いでしょう。
出勤していては瞑想などはするにしても、自宅に戻ってからじっくりしかできませんでした。
それが在宅勤務では比較的いつでもできます。
短時間のプチ瞑想にはなりますが、回数をこなせることでより習慣となりやすくなります。
・市民権を得つつある瞑想
瞑想は、あのスティーブ・ジョブズもビル・ゲイツも日常生活のルーティンに取り入れていたそうです。
そんなことから大手企業の中には、瞑想を社員研修のテーマの一つに加えているようです。
瞑想とはかつては何やらスピリチュアルな体験ものとして、アングラな扱いもされていたものです。
おかしな宗教団体をイメージされてもおかしくはありませんでした。
それが今では、すっかり隔世の感もあるものになっているのです。
瞑想のメリット
そもそも瞑想なんて何の足しになるのか、これを理解していない人がまだまだ多いと思われます。
筋トレのようなハードな活動もなく、ほとんど何もしない行動のようであるのに、受け取ってしまえるメリットは驚くほどあります。
・情報が整理される
脳は何も考えていなければ、心配せずとも自ずと情報を整理できる能力があるとされています。
余計な情報を排除し必要な情報の関係を構築してくれれば、脳に無駄な負担もかかりませんので精神的疲労度も小さくなります。
メンタルエネルギーが充填されれば、パフォーマンスも最高のものが期待されます。
瞑想は潜在能力を発揮させるのに最適なのです。
・脳が確変される
瞑想を日々続けていると、脳の前頭葉が大きくなるとされています。
これはすなわち、想像力などの能力の向上に他なりません。
前頭葉は感情を司る部位とも繋がっていますので、冷静で集中力のある人物にもなりやすくなります。
それだけでなく体質さえ変わることが、データ的にも証明されているようです。
ただ脳は一朝一夕に成長しませんから、日々の習慣となるようにしましょう。
・ストレスが解消される
仕事中に瞑想などができれば、想像するだけで随分と気持ちが良さそうです。
これまで我慢してきた小休止ができることによって、余計なストレスから解放されるのです。
きっと経験もあるでしょうが、途端にポジティブ人間になってしまうのです。
こうして脳内が幸せホルモンでいっぱいになるのは、望ましいものでしょう。
瞑想のポイント
・ひたすらリラックスする
瞑想の方法については、姿勢の正し方、呼吸のタイミング、意識の持ち方など調べればいろいろ面倒な気もしてきます。
これらは一応の基本に過ぎないとして、ざっくり目を通していれば初心者には十分でしょう。
それよりも心掛けたいのはひたすら十分な休憩タイムを過ごそうとすることでしょう。
気を付けるべきは、眠ってしまわないことくらいなものです。
居眠りとの線引きさえできていれば、とりあえず瞑想している状態として良さそうです。
・頭を空っぽにする
何も考えないことによって、何をするべきか何がしたいのかが目の前に浮き上がってきます。
いろいろ考えていたら、あれもこれもとするべきことが山ほどあるものです。
真面目な人ほどその傾向は顕著になります。
能力は限られていますので、己の無能ぶりに辟易ともしかねません。
あるいは謙虚にどれをどの順番にどの程度するべきかと、冷静に分析しようとするかもしれません。
ところがこの分析というのが眉唾もので、勝手に正しく分析したつもりになっていることが多くなってしまうのです。
なまじ頭にそこそこの自信がある人こそ自分に溺れてしまう一つの事例でしょう。
ざっくりした表現では左脳による判断によらず、右脳による瞬間的な判断をした方がより正しい分析となるということです。
・ヨガに手を広げる
瞑想とはセットになっているのがヨガでしょう。
もし余裕があればヨガの一見、怪しいポーズにチャレンジするのも無駄にはならないかと思われます。
いつものようにくつろぐだけでは、瞑想の状態にまでは届きづらいからです。
専門的なポーズでなくても、気持ちのいいレベルのポーズをしてみればその効果も試しやすいはずです。
これも出勤していたら職場でなかなかできるものではありません。
在宅ならではの、せっかくのいいチャンスを活かすことになるでしょう。
・太陽を崇拝する
天気が良ければお天道様と向かい合って、太陽エネルギーを顔面から吸収しましょう。
目を閉じても視界は明るいのに、そのエネルギーの力強さも感じられるはずです。
この世にこの太陽が無ければ、どれだけ世界が真っ暗になるのか、じっくり想像してみれば太陽の存在の重さも感じられることでしょう。
ここでは自分が多くの人の中のほんの一人ではなく、膨大な宇宙の中にあってたった一人しかいない奇跡的存在であることを有難く思うことが大切です。
できれば朝日がベストですが、午前中であればまだ太陽は上昇中にありますので、その上昇エネルギーを吸収できれば良しとしましょう。
これが午後になるとこれから大地の裏側に沈むところですので、あまり好ましくはありません。
夕日間近になると美しくはありますが、もう負のエネルギーが満載の状態となっていますので、身体には良くない気がしてしまうのです。
居眠りにならないよう瞑想を意識する
息抜きタイムにする瞑想は、あくまでも短時間でしかできない瞑想になります。
これは本当の瞑想とは言い難いもので、プチ瞑想という表現がお似合いです。
どうしても瞑想もどきでしかありませんが、それでも瞑想で得られるメリットの欠片くらいは得られるのです。
それなりのものではあり居眠りにもなりかねませんが、居眠りではなく瞑想の分野に入れてしまうという認識があるだけでも瞑想のメリットが受けやすくなることでしょう。
・一定のルールを作る
実際には難しそうなのが、居眠りとの間に境界線をはっきりさせることでしょう。
それには形から瞑想らしくするべきでもあります。
例えば深くてリズミカルな呼吸であったり、手を合わせるなどのポーズを決めておくなど、自分なりのルールを作っておくと瞑想らしくなります。
それにはまず瞑想の基本だけは押さえておく必要があります。
例えば呼吸法は一気に深く吸って少しずつ吐くものとされています。
無理をせず楽な姿勢でリラックスして、テレビなどの雑音も避けましょう。
何事も全ては自己責任と自分に一極集中するためのルーティンが構築されれば、自ずと瞑想らしくなってしまうのです。
こうしてこれまで聞いたことはあっても縁遠い存在だった瞑想が、在宅勤務を利用して身近な存在と成り得るのは吉報といったところでしょう。
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