在宅勤務なら自宅近辺をウロウロ徘徊、これが目からウロコの一服法
- 2020/04/24
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在宅勤務ならではの問題
タイトルが年配者好みのダジャレになってしまいましたが、中身は意外と真面目です。
と言うのも、長引く新型コロナ対策についてのことだからです。
当分我々は濃厚接触者を8割減らすように迫られていくことでしょう。
そのための最も簡単な対策が、サラリーマンの在宅勤務とされています。
在宅勤務はそうでなくてもサラリーマンにとっては願ってもないことではないでしょうか。
通勤の労力も感染のリスクも綺麗に無くなってくれるのですから。
そして何より仕事中、周りに誰もいないことが嬉しいものでしょう。
ただ自己管理しなければならない空気に包まれてはしまいます。
在宅だからとしてもちろん全く監督されていない訳ではないでしょうが、やはり生々しい上司の視線を常に浴びることにはならないでしょう。
その気楽さたるや、休日並みにもなるかもしれません。
ではそんな勤務をしたとして、成果はどうなのでしょうか。
巷からは「何の問題もない、効率アップになっているのでこれからも続けて欲しい」との声も飛び交っているようです。
でも、本当は少しでも気楽に過ごしたいのが本音なのかもしれません。
・在宅勤務そのものは新たな報酬
在宅勤務もどこまで自由度があるのか、その形態のパターン次第のようです。
幸運にも比較的まとまった時間が取れるのであれば、貴重な時間を報酬として与えてくれたものと受け止め有意義に過ごすべきでしょう。
それぞれの事情に応じた行動範囲を模索したいものです。
・在宅勤務につきまとうデメリット
在宅ならではのメリットである自由は、同時にデメリットにもなります。
残念ながら人は管理されなければされないほど、時をルーズに過ごしてしまいがちになるのです。
そこに求められるのは自己管理なのです。
適当な息抜きをいかに取り組むのかが、クローズアップされる勤務形態なのです。
お散歩シーズンを楽しむ
・ただのぼんやりではいけない
残されたサラリーマン生活の残り年数はまだどっぷりあると思っていても、過ぎてしまえばあっと言う間です。
自由度が高いがためにぼんやり過ごしてしまえば、すぐに退職年齢が来ます。
それならと、あくせくガツガツ仕事をしようとしてもいけません。
自由が与えてくれたぼんやりをいかに意義のあるしっかりしたぼんやりとして過ごせるのか、それが仕事の息抜きと言えるものでしょう。
散歩にはそのヒントが隠されています。
・散歩の機会は減りつつある
最近は気候変動の影響で、のどかに公園などの散歩を楽しめるシーズンは年々、短くなっています。
ですから「これは」と思った日には、のんびり散歩をするのが、ますます優雅な息抜き方にもなりつつあるのです。
もとより近場にそんな散策できそうな公園が無い方もいるでしょうが、それはそれなりに街中を散歩すれば良いのです。
公園の木々にたわむれる小鳥などはウォッチングできなくても、代わりに行き交う人々ならいるでしょう。
何も考えずただ外を歩いて風景を眺めるという行為は、そんなにできるほど暇も無かったことに気づかされるはずです。
「こんな時間にこんな悠長なことをしていられる自分はなんて幸せなんだ」と新型コロナに感謝する気持ちが起きても良いではありませんか。
「災い転じて福と為す」を実践できれば、どんな時も充実した人生を過ごせるものです。
・ウロウロにこだわってみる
正しいウォーキングスタイルこそ望まれますが、いかにも健康志向のウォーキングなどと張り切ってすることはありません。
前方と足元ばかりをしっかり注意しながらハイペースで元気よく歩くより、ちょっと怪しげにご近所をウロウロすることをすすめます。
まるで空き巣に入れそうな家を物色するかのようにキョロキョロするのも、意外な発見があったりして楽しいものです。
有名人が散歩して独り言を流し続けるだけだったような、かつてのNHKの人気番組を自分が地でやってみる感覚です。
ただ変な誤解されないように人に会ったら、気持ちよく挨拶を心掛けたいものです。
気が向いたらちょっとした会話を仕掛けてみても面白いものです。
在宅勤務では人との直接会話が無いのもデメリットになっているのですから。
・観察すれば割と飽きない
しかしそんな近所にじっくり見ておきたいところなどありもしないし、あったとしても何度も見て新たな発見があるとも思えません。
ですからすぐに飽きてしまうかと思えば、意外にそうでもありません。
実は近所のどこにでもあるつまらないものかと思っているものでも、見るところはたくさんあるのです。
毎回、目線を変えれば、これまでいかにいい加減に見ていたのかと気付かされます。
例えば、歩道の周辺に植えてある植栽が日々、変化していたりもします。
勢いよく成長していることもあれば、枯れつつあることもあります。
近所にショップなどがあれば、人の出入りの様子や新しいメニューや品揃えなどを眺めるだけでもまた趣があります。
気になるポイントがあれば、立ち止まってストレッチでも加えてみたいものです。
・とにかく外に出ること
在宅勤務は自宅から一歩も出ないところもメリットですが、これもデメリットにもなります。
休日でも一日中、自宅に留まっていると何だかモヤモヤした気分になることがあるでしょう。
それは体調が悪ければそれでも爽快に回復したりもしますが、いたって元気であれば気が滅入ってしまうことにもなります。
そんな時に一歩でも外に出て深呼吸をして伸びをするだけで、なぜか一安心できたりもします。
それぞれの状況に応じてしっかり散歩タイムを確保できれば、もっと効果もあることでしょう。
歩いていける範囲にコンビニがあれば、ウインドウショッピングをするだけでもかまいません。
とにかく室内には無かった屋外ならではの空気の躍動感が、身も心も躍動させる手助けとなることは間違いありません。
室内だって散歩の対象になる
いくら息抜きとしても、外までは全然、出かけられもしないという方もいらっしゃるでしょう。
それは業務の監視体制だったり屋外の気象状況だったりと、その影響は避けられないものです。
それならそれで家の中を散策してみるのも、意外に発見があったりもします。
これも家の中を散歩するようなつもりでやってみれば面白みを発見できます。
・断捨離のきっかけづくり
あらためて家の中を眺め直してみれば「これは要らないのではないか」とか「こんな要らない物がまだあったのか」とかの思いも発生します。
ここに断捨離のチャンスも生まれるのです。
あるいは反対に「こんな物があったのに何で使っていなかったのか」とか、もったいないことをしていたと気付かされたりもするのです。
それにはただ室内を眺めるだけでなく、押し入れを開けてみたりもする必要もあるでしょう。
言わば、家の隅々まで散策するような感覚で取り組むことになります。
そしてそれは物に対する礼儀のような気もしてしまいます。
・断捨離は頭を良くする
要らない物を減らして減った物を整然と収納し、要る物を引っ張り出して手元に置き直すなどの整理をしてみましょう。
これができれば、頭の中も全く同じように整理すれば良いことにも気付かされるのです。
するとまるで頭が良くなったかのような気になってしまえますので、仕事もバリバリ取り組む気も芽生えてきます。
このように息抜きをただ頭を休めるとかリフレッシュさせるとかのマイナスを0に戻す行為に留まらず、マイナスからプラスを呼び込む行為にしたいものです。
ただ仕事の合間に一気に断捨離が完成するはずもありませんので、息抜きタイムにコツコツとはすることになります。
いくら良いことに気付いても慌てず騒がず、仕事の妨げにならないようにしましょう。