「萌え袖」とNATOストラップの深い関係
- 2017/12/07
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ダイバーズを購入したら、次はコレ
念願のダイバーズウォッチ、セイコー・プロスペックス「SBDC051」を購入したという話は、別項目で書いた通りなのです。
時計ってものは日々何度も目をやるもの、時間を確認する度に目に入ってくるものですから、やっぱりお気に入りの時計を身に付けているというのは、気分がいいもの。
そう考えると時計というのは、コストパフォーマンス上、非常に優れたアイテム。それが特に、高価なものではなくてもね。
そして、そんなダイバーズを手に入れたら一度やってみたかったことが、ベルトをNATOストラップに変えることなのです。
NATOストラップとは、ナイロン製の安価な時計ベルトのこと。
通常は時計のケースを挟んで上下2本に分かれている時計のベルトなのですが、NATOストラップの場合は時計ケースを引き通して使いますから1本というシンプルな形状となっています。
このストラップの良いのは、シンプルな形状だからベルト交換の手間がかからないという点と、安価だから気分やファッションに合わせてベルトを交換できる点。ナイロン製だから水洗いもできるというのも良い点ですね。
ブランド物でクロコダイルの時計ベルトだと数万円とかしてしまいますから、おいそれと付け替えたりはできませんが、NATOベルトなら高くても5,000円以内に収まってしまいますから、まあ楽しめるのです。
少し外して選んだベルトとは?
さて、そんなNATOベルトの中で犬助が選んだのは、ちょっと変化球のレザー製のもの。
これから寒くなるのにナイロン製はどうよ? と思ったのと、近年はダニエルウェリントンなどの影響で、若年層の間でPOPな色合いのNATOベルトが一般化。
そんな人たちとの差別化を図るという意味合いがあったのです。
それと……ダイバーズ+ナイロン製NATOストラップとなってしまうと、多くの時計好きが思い浮かべるのがロレックス「サブマリーナ」+黒とグレーのNATOストラップという、いわゆる「007」仕様。これとも違うと、はっきりさせておきたいという意図もありました。
……まあ、誰も見ていないのはわかっていますが、心情的にやっておきたかったのです。
実はボリュームがある時計はジャマである
そして、冬場にNATOストラップを付けたくなった重要な理由がもう一つ。それは、服の上から時計を着用したかったのです。
元々NATOストラップは、かなり長い仕様になっているのですが、それは軍人が服の上から時計を身につけるためのもの。戦場で時間を確認するたびに袖をまくっていては、時間のロスという考えからでした。
そして、例えば薄手のニットなどを着用した際に、ダイバーズの様なボリュームがある時計を着用すると非常に時間を確認しづらいという面がある。だから、軍人さんにならって服の上から付けてしまえと思ったのです。
そして付けてみて思ったのですが、服の上から時計を身につけるというのは戦場以外でも、なかなか有効なのではないか?
例えばバイクに跨る時、ハンドルから手を離せない状況で時間を確認するのに、袖をまくるわけにはいかないはず。ならば、ライダーズスーツの上からNATOストラップ付きの時計を付けるというのも、いいアイデアではないですか?
これは断じて「萌え袖」ではない
というわけで、セイコーダイバーズ+NATOストラップをニットの上から付けていたところ、職場の女子から思わぬ言葉を投げかけられました。
「犬助さん、萌え袖ですか?」
萌え袖とは、長めの袖口のニットなどを伸ばして指先だけを見せるという、主に若年層の女子に見られる着用法。その様子が非常にかわいい様子であったことから「萌え袖」と、命名されているというのです。
いや、萌え袖って……私はただ時間を確認しやすくするというのと、ミリタリー好きだからという理由で、この様なニットの着用をしているだけであって、特に誰かを萌えさせるつもりもございません。
って、声高にいうのも見苦しいかと思ったのであえて言い放っておきました。
「おう、できるものなら、俺で萌えてみろ!!」