服装マナー!スーツ着用時の常識は知っておこう
- 2019/05/18
- ファッション
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知っておきたいスーツ着用時の服装マナー
社会経験豊富のオヤジであれば、知っておきたいのがスーツを着用した際の服装マナーです。社会人になりたての若者ではあるまいし、そんなの知っているというオヤジが多いのではないでしょうか。
しかし、あまり意識しないあまり、「どっちが正解だっけ?」と悩んでしまうこともあるはずです。そこで今回は、スーツ着用時の服装マナーについて紹介していきます。スーツを着た際に、マナーで迷った時には参考にしてみてください。
スーツのボタンについて
スーツ着用時の服装マナーとして、覚えておきたいのがジャケットのボタンです。2つボタンや3つボタンのスーツだった場合、一番下のボタンを空けるのがマナーとなっています。これは「アンダーボタンマナー」と呼ばれており、スーツを着用するビジネスマンなら知っておきたいマナーの1つです。
また、3つボタンのスーツには、2つのタイプがあります。段返りタイプと上2つ掛けのタイプです。実は段返りタイプの場合には、一番上のボタンも留めないのが正解となっています。このタイプは、一番上のボタンが外向きに返っているので、自分の持っている3つボタンのスーツが段返りタイプなのかチェックしてみてください。
ちなみに、座る際にはジャケットのボタンを外すのがマナーとなっています。立ち上がった際に、スマートに留めるのが重要です。座るときにボタンを外すことで、ジャケットにシワが入ることを避けることができ正式なマナーとなっています。
ジャケットにあるポケットのフタについて
スーツのジャケットにあるポケットのフタは、正式には「フラップ」と呼ばれています。これは、外出時に雨や砂埃などがポケットに入らないように作られています。このフラップを「出す」「出さない」のマナーを知らない方が意外と多いです。
実は、マナーとしては屋内と屋外で違っています。屋内ならフラップは入れ、屋外ならフラップを出すというのが正しいマナーです。ただ、屋外でもフォーマルな場であれば、フラップを入れておくのが正解となっています。出し入れするのが面倒なら、フラップは中に入れておいた方が無難でしょう。
ちなみに、スーツのジャケットのポケットには、あまり物を入れないのがおすすめです。見た目が悪くなるだけでなく、型崩れしやすいです。そのため、できるだけポケットには物を入れない方がいいでしょう。
夏場のスーツマナー
近年、クールビズが一般的になっています。そこで気になるのが、夏場のスーツマナーでしょう。ビジネスのフォーマットな場面では、長袖シャツ+ジャケットがマナーとしては正解です。そのため、クールビズを取り入れている会社だったとしても、ジャケットは持ち歩くのがおすすめです。
また、ジャケットの下に着るシャツは「半袖シャツでもいいの?」と疑問になるかもしれません。しかしマナーとしては、長袖シャツを着るのが正解です。スーツを着用している場合、ジャケットの袖口からシャツの袖口が見えていないと不自然です。半袖シャツでは、当然見えないので長袖シャツの方がいいでしょう。
ただ、クールビズによって半袖シャツもマナー的にOKという方もいます。心配な場合には、会社の上役にクールビズでどこまでOKなのか相談してみるのもおすすめです。
スーツ着用時の服装マナーは正しく
オヤジになって、スーツのマナーで注意されるのは恥ずかしいです。それだけに、正しいマナーを知っておくべきです。マナーで悩みがちなボタンですが、一番下のボタンは外しておくのが正解となっています。また、ポケットのフタ(フラップ)は、屋内なら中に入れておき、屋外なら外に出すのが正解です。
夏場であっても、フォーマルな場面なら長袖シャツ+ジャケットにしておきましょう。スーツをカッコよく着こなす前に、正しいマナーを押さえておくべきです。