「ワッチキャップ」でオヤジの頭をオシャレに

  • 2017/09/04
  • ファッション
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被りこなしやすいワッチキャップ

頭が薄くなってくると、セットするのが面倒になってきます。カバーするのに時間がかかるだけでなく髪の毛が細くなったり癖がついたりして思い通りになりづらいからです。だからと言って開き直ってそのままにしてはオヤジ丸出しで女の子にモテません。そう考えてしまうとプライベートでの外出が億劫になってしまいます。

そんな時、一瞬で頭をカバーできるのが「帽子」です。被るだけで薄毛が気にならなくなります。ただし帽子は顔の形や頭の大きさによって似合う似合わないがあります。特にハットやベースボールキャップのように「つば」が大きい帽子は向きや傾きも気にしなければいけません。だから帽子を敬遠するオヤジも結構います。

同じ帽子でも細かいことを気にせずに被れるのが「ワッチキャップ」です。ワッチキャップとはつばの無い、頭をすっぽり包むタイプの帽子です。これならサイズと被り方さえ注意すればつばを気にする必要がなく、他の帽子のように浮いて見える心配もありません。脱いだ時はコンパクトに折り畳めるので持ち運びや保管にも便利です。

被りこなしやすいワッチキャップ

 

ワッチキャップの種類

ワッチキャップにはその形によっていくつかの種類があります。特に毛糸で編まれた「ニット帽」は馴染み深いでしょう。冬場は頭部を寒さから守ってくれます。近年ではガーゼやコットン、ポリエステルなどで通気性が良く夏場でも被れるワッチキャップが増えています。

ワッチキャップの中でも特に大きいのが「ビッグワッチ」で、大きい頭でもゆとりを持って包んでくれます。余った部分を後ろに垂らせば頭の形も分かりづらくなるでしょう。逆にぴったりとフィットするのが「ビーニーワッチ」で従来のニット帽に近い形です。ビーニーワッチの中でも縁を折り返す余裕がない半月状のものを「イスラム帽」と呼ぶ場合もあります。

ワッチキャップの種類

 

顔に合わせた形と色の選び方

ワッチキャップは頭の形に合わせてフィットするので、面長の人でも他の帽子のように縦の長さが強調される心配はありません。ただし丸顔の人は却って丸さが強調される恐れがあります。その場合は余った部分が上に立ち上がるタイプのビッグワッチか、「ポンポン(飾り玉)」のついたビーニーワッチを選ぶとバランスが取れます。

色はまず髪に近い暗い色から試すと、帽子初心者でも慣れやすいでしょう。例えば黒やダークグレーなどです。季節やTPOによってはこうした暗い色が重く感じられる場合があるので、明るい色も揃えておきたいところです。服の色に合わせるという選び方もありますが、ワッチキャップに最も近い顔の肌色に合わせると自然です。

顔に合わせた形と色の選び方

被る時は前頭部のラインが生え際の下から眉毛の上あたりの間に来るように調節します。おでこを出すほど明るい印象を与えますが、広さやテカりが気になるなら出し過ぎは禁物です。前髪は出さない方が無難であり、サイドはもみあげが見えるくらいがちょうどいいでしょう。これで薄毛の人が悩む前頭部と頭頂部がカバーされるので買い物程度ならすぐ外に出られます。

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