オヤジが格好良くなれるかどうかは「流行をどう取り入れるか」で決まる!?
- 2016/11/15
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ファッションには流行の移り変わりというのがあります。常に変化をし続けるのがファッションそのものだとも言わんばかりに、目まぐるしく変わっていく、という感じは何となく分かるのではないでしょうか?
目まぐるしく変化するファッションには、服を売る側の都合もあります。季節に合わせた服を作っていくので、少なくとも1年に2回、新しい服を発表するところが多いですね。
秋と冬、春と夏をそれぞれまとめて考えて、秋冬もの、春夏もの、なんて言いかたをします。
細かいところではここからさらに細かく分けていきますが、大まかには1年にこの2回、服の雰囲気を変化させる提案がされている、と考えて良いでしょう。
我々オヤジは、こんな風に変わっていくファッションの流行とどうやって付き合っていくと良いのでしょうか?
◇流行に流されると、どうなるか?
まず、流行に流された場合を考えてみましょう。これは、流されるだけでなく流行の最先端をいっていてもあんまり変わりません。つまり、目まぐるしく変わる流行と同じペースで装いが変わる、という事です。
その場合、人からは
「服が好きなんだね」
「オシャレだね」
なんて言われるかもしれません。でも、これはあなたに掛ける言葉がそれくらいしか思い浮かばないからかもしれません。
実際には、「服を必要以上にコロコロと変える服好きのオッサン」くらいにしか見られていないかもしれません。
この場合、あなたを見た人が意識するのは「服」で、しかもそれは「いつも変わる」ものとして認識されます。
そして、これくらいしか印象がない、なんて事にもなりかねません。
目まぐるしく変わる流行の服を常に着続けるというのは、そういう印象を与えやすいのです。
よっぽど、自身の印象が濃い人でもない限りは、コロコロと変わる服が目立つ様になる、というのが流行の服なんですね。そうやって目立つ様にデザインしている訳ですから。
◇流行を無視すると、どうなるか?
じゃあ、流行を無視出来るのか?これは結構難しいんです。何故なら、全てのお店が何かしらの流行に乗ったデザインの服を売っています。メインとなる一般的な流行ではなくても、バイカーならバイカー仲間の中で、いま1番格好良いと言われるデザインがある訳です。お店はそうやって服を売らないと、自分たちの稼ぎになりません。
だから、どこのお店も何かしらの流行に乗った服を売っています。自分が知っている流行とは違う服をお店で見つけても、それは何かの世界では流行の服かもしれないのです。
「じゃあ、なるべくシンプルな、デザインの入っていない服を選ぼう」と思って買うとしても、その服のシルエットは流行に乗っていたりします。そもそも、最近はそうやってなるべくシンプルな服を着ようとするのもまた、流行のひとつになっていたりするのですが。
こんな風に考えて、流行を外れようとすればするほど、実は流行を敏感に感じ取る必要が出てきてしまったりします。
◇じゃあ、流行はどうするの?
では、どうするのがオヤジにとっての流行との良い付き合い方なのか?
まずはスーツスタイルという選択肢があります。スーツスタイルは、目まぐるしく移り変わる流行から、ワザと距離を取ることで、同じ格好を貫いてきた大人のファッションです。ですから、自分に合ったスーツスタイルを着れば、コロコロと見た目を変える事がなくなります。このスーツを基本に、ネクタイやシャツ、ポケットチーフなどで流行を取り入れていくというのが一つの手です。
そしてもうひとつは、自分のスタイルを決めてしまって、そこにアクセント程度に流行を取り入れていく、というやり方です。
自分のスタイルは何でも良いです。バイカースタイルでもアウトドアスタイルでも自分に合ったものを選びます。そのスタイルを基本にして流行を取り入れます。
丈が短いズボンとか
オーバーサイズのコートとか
そういうものを自分のスタイルに使う服の中でやれば良いのです。
また、流行の色があれば、ソックスとかマフラーとか小物で取り入れれば、毎回大きな出費にもなりません。むしろ、これくらいの取り入れ方だと「流行を追っている人」というより「流行を上手に楽しんでいる大人」に見える訳です。
これこそ、格好良いオヤジとしては目指したいところではないでしょうか?
◇実際の取り入れ方は?
流行を取り入れるのですから、基本的には新しく買う事になりますね。つまり、お店選びが大事です。1番良いのは、お気に入りのお店、常連になっている様なお店をつくる事です。
メインの服は、そのお店の中でも流行に左右されにくい、定番的なものを買うわけですが、流行のものはそのお店で売っている小物を買う事で取り入れる、という訳です。
実際には、行きつけのお店が出来てしまえば難しくありません。なんといっても、お店の人が提案してくれますから。こちらから伝えるのは、「ワンポイント、ちょっとしたところに流行を感じられるものがあるといいな」くらいです。そうすれば、色々と提案してくれるでしょう。これが1番確実な方法ですね。
他には、ファッション誌を眺めてみる事です。ファッション誌は流行アイテムの宝庫ですから、その中で自分が取り入れられそうなものを「ほんの少し」取り入れるということ。これ見よがしになってしまっては、クド過ぎますからね。
こうやって「ちょっとだけ」取り入れる流行は、「ちょっとだけ」だからこそ、冒険もできます。いつも自分が選ばない様な色や柄、デザインなどをチャレンジできるチャンスでもあるんですね。そんな流行の中から、意外にも自分に合うものが発見できる場合もあります。そういうものが見つかると、自分のスタイルのアップデートができますね。自分の定番の中に取り入れていくことができるのです。
目まぐるしく移り変わる流行は、こういう風に楽しんで、場合によっては取り入れていくと、上手に楽しめます。
流行を自在に楽しむ格好良いオヤジになりましょう!!