夏でも大人っぽい着こなしをしたい時に選ぶ靴のポイントとは?

  • 2019/05/17
  • ファッション
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  • ファッションマジシャン◆ yutaka
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まだ暖かいのか肌寒いのか、微妙に分からない気候が続いていますね。一度クローゼットの奥にしまった、ちょっと厚手のジャケットを再登場させたくなる日もあります。それに足元も考えますよね。暑いと感じる日なんて、サンダルを履きたくなります。でも夜は寒くなって後悔したり。こんな感じの気候だと体調も崩れやすくなります。私は数日前、グッタリしていました。我々オヤジ世代は身体も若い時ほど無理がきかなくなっていますから、体調管理には気を付けたいものです。

ただ、やはり夏になると一気に軽装になるもの。足元もサンダルで1日通せる様になってきます。でもサンダルだと大人っぽさって出しにくい。服だってTシャツとかショートパンツなのに、さらにサンダルだともう、夏休みの少年の格好と変わらなくなります。なので、実は夏に選ぶ靴の相談ってそれなりにあります。夏の大人っぽい靴はどうすれば良いのでしょう?

 

靴で変わる印象とは?

靴で変わる印象とは?

ファッションのおおまかな考え方として、「下の位置にあるものほど、その人のベースを表現する」というのを私はよくお伝えしています。つまり、1番下にある靴は、その人の1番ベースになる部分を表現するという事になります。

例えば、靴がキチッと見えて清潔感もあれば、ズボンや上着が多少まとまりなくても、「今日はちょっと着こなしに失敗しちゃっただけなんだな」みたいな、良い方向に捉えてもらいやすくなります。これが逆だと「なんだか見た目だけ取り繕ってそうだな」なんて思われやすくなるんです。

そういう印象ですから、夏全開でTシャツにショートパンツ、サンダル姿だと「ガキンチョのまんま、オジさんになった人なんだなあ」という印象になりがちなのです。これは大人っぽいとは言えませんよね。

 

靴で印象を引き締めるのは効果的

靴で印象を引き締めるのは効果的

そこでどうするか?できれば「なるべく簡単に、出来ればワンポイントで印象を変えたい」ですよね。となれば、ベースの印象を変えた方がその他での自由度が高くなる。という事なのです。

そこで、靴なんですね。自分の印象においてベースとなる部分で大人っぽさを出しておければ、その他で夏らしく軽快に、カジュアルにしていても「大人っぽいカジュアル」という印象を与えやすくなるのです。

もちろん、「肌着のランニングに短パン姿」なんていう裸の大将スタイル(古い!)まで砕けた格好になってしまうと、靴だけではフォローし切れなくなります。でも「大人っぽさを出したい」という意識があるくらいなら、服だって多少気を遣っているでしょうから、この「靴で印象を締める」というのは効果的になってくるのです。

 

靴選びのポイント

靴選びのポイント

では、どんな靴が「大人っぽさ」を出せる靴なのでしょうか?ポイントは「フォーマルなクラシックさ」です。男性のフォーマルでクラシックな靴といえば、スーツに合わせる様な革靴ですね。

ここを基本に考えれば良いのです。

カジュアルな服に合わせるなら、スリッポンタイプが使いやすいですね。例えばローファーなんて、かなり使い回しがしやすいと思います。「紐履でしかも黒の内羽ストレートチップ」なんてところまでフォーマル度を高くしてしまうと、カジュアルな服に合わせにくくなりますから、そこはバランスが必要ですけれどもね。

ただ、カジュアルに合わせるからと言って、「革靴×スニーカー÷2」みたいな、どっちつかずデザインの靴はオススメしません。特に「パッと見た感じは革靴のはずなのに、なんかカジュアルっぽくスニーカーみたいなデザインが入ってるなあ」なんて雰囲気のものは1番オススメできません。これには理由があります。こういうフォーマル→カジュアルという向きでデザインされたものって、パッと見でカッチリ感を与えつつ、よく見ると砕けている訳です。大人度を上げる装いをしたいのに、これではよりカジュアルの方向にしたいのかなという印象を与えやすいのです。

それなら、「パッと見た感じはスニーカーだけど、素材は革だし雰囲気は渋いし中々大人っぽいね」という様な靴を選んだ方がカジュアル→フォーマルにしたいという気持ちが出やすくなります。着る服はTシャツやショートパンツ(上も下も両方短いのはあまりオススメしません。長袖にするか、長ズボンか、どちらかは長くする方が大人度は上がります)なのですから、こういう靴の方が合わせやすいものですしね。

つまり、革靴なら定番の革靴でローファーなどのスリッポンタイプがオススメ。そうでなければ、スニーカーで革素材のものや、落ち着いたデザイン、色合いのものを選ぶのがオススメです。

ちなみに、夏は白いスニーカーが毎年流行として出てきますが、これは着こなしに慣れてきてからをオススメします。白い靴というのは、1番下でその人の印象のベースとなる部分を明るくする事で、夏らしい軽快さ、爽やかさなどを表現する効果があります。でも、これは合わせる服を間違えてしまうと、単にチャラいオヤジにしかなりません。印象は悪い方向へ行ってしまうので、大人が無難にいくなら、暗めの色、落ち着いたデザインのものを選ぶ方が良いですよ。

 

以上、まずはこの辺りを考えながら靴を選べば、「夏の小汚いおじさんスタイル」になる回避率は格段に高まりますので、ぜひお試し下さい。

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ファッションの専門学校〜アパレル業界での経験を活かし オシャレに自信がない男性から 豊かな人生を自在に楽しむスマートミドルへ大変身するための マジックの様なファッション=ファッションマジックをお届けします。
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