メキシコ麻薬戦争がヤバい!観光で訪れる際の注意ポイントを紹介
- 2018/04/11
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メキシコという国
中南米で日本でも馴染みのある国のひとつがメキシコです。北にはアメリカ合衆国と国境を面しており、西には太平洋、東にはメキシコ湾・カリブ海に面しています。メキシコは観光地としても有名で、日本からも多くの観光客が訪れます。ぜひオヤジにも訪れてほしいメキシコですが、実はメキシコの「メキシコ麻薬戦争」がヤバいのです。麻薬組織同士や麻薬組織とメキシコ政府の武力紛争が起こっており、なかなか治安が悪いのが現状となっています。それだけに、観光で訪れるときには注意をしてください。そこで今回は、メキシコ麻薬紛争やメキシコに観光で訪れるときの注意ポイントを紹介していきたいと思います。
メキシコ麻薬戦争とは?
メキシコ麻薬戦争は、カルテルと呼ばれる麻薬組織同士の抗争やメキシコ政府との紛争のことを指しています。カルテルとは、麻薬の製造・販売を行っている非合法組織のことであり、メキシコではこのカルテルが暗躍しているのです。メキシコのカルテルは強い力を持っており、アメリカの違法薬物の卸売市場を支配しているとも言われています。メキシコ国内のみならず、周辺国でもメキシコのカルテルは強い力を持っているのです。メキシコ麻薬戦争が激しくなったとされているのが2004年からとされています。さらに、2006年に政府が麻薬犯罪組織の壊滅に乗り出したことで、紛争は激化して今でも続いているのです。
メキシコ麻薬戦争の現状
メキシコ麻薬戦争は現在でも繰り広げられています。2016年にはメキシコで23,000件もの殺人事件が起こったと英国シンクタンク・国際戦略研究所(IISS)が報告しています。実は2016年の内戦・武力抗争による被害者数は、シリアに次いで2番目となっているのです。それだけメキシコ麻薬戦争は激しいものであり、今でも被害が続いています。また、札事件だけでなく、強盗や窃盗も増加しています。メキシコは貧富の格差が激しく、富裕層をねらった強盗・窃盗が増加傾向にあるのです。
メキシコ麻薬戦争の今後
メキシコ麻薬戦争は長期間にわたって続いているわけだが、なかなか解決の糸口は見つかっていません。この理由は、貧富の差にあると言われています。貧困から抜け出すために、カルテルに参加したり、麻薬栽培を行ったりするとされているのです。さらに、政府や警察の腐敗もまた、メキシコ麻薬戦争が解決しない理由のひとつです。カルテルは潤沢な資金を使用して、政府や警察を買収することが多々あります。そして、政府や警察も簡単に買収されてしまうことが多いのです。今後も貧富の差の解消や政府や警察の腐敗を断絶させない限り、メキシコ麻薬戦争は続いていくのではないでしょうか。
メキシコに観光で訪れる際のポイント
このように、メキシコではメキシコ麻薬戦争が終わっておらず、観光するときは注意するべきなのです。観光をするときのポイントは、観光地で楽しむことです。観光地は基本的に治安が良いため、危険な目に遭遇する可能性が少なくなります。また、興味本位で麻薬を手に入れようとするのは危険です。カルテルの仲間だと思われる可能性があるため、対立組織に狙われることもあり得ます。できるだけ裏世界の人物との接点を持たないようにするべきなのです。
まとめ
今回紹介してきたように、メキシコではメキシコ麻薬戦争が起こっています。現在でもメキシコ麻薬戦争の解決の糸口は見えていません。そのため、今後もメキシコ麻薬戦争が終わる見通しが立っていないのです。そんなメキシコに観光で訪れるときには、メキシコ麻薬戦争の被害に遭わないように行動するべきです。メキシコでは観光地中心で楽しみ、危ない人と接点を持たないようにして危険な目に遭わないようにしましょう。メキシコを訪れるオヤジは、治安情報を随時チェックするのがおすすめです。