コレステロールを下げる代表的な食品3つ
- 2016/08/10
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コレステロールの値が上昇することによるリスク
年齢とともにコレステロールの値に対して敏感になります。コレステロールというと肥満体質や動脈硬化を連想しますが、漠然と「コレステロール=太る元」というイメージを持っている人が多いかと思います。昔から日本人はコレステロールの高い食事を避けることを心がけてきました。特に日本人が気にするコレステロールについてのリスクと言えば「動脈硬化」です。動脈硬化そのものよりも、動脈硬化が進行した末、そこから引き起こされる脳梗塞や心筋梗塞などは死につながるため非常に怖いものです。コレステロールの血中濃度が上昇すると血行が悪くなるどころか血管を汚す弊害もあるため、高齢になると多くの人がコレステロールについて気を付けるようになるのです。
ここでは、コレステロールの値を下げるために有効な食事を紹介します。コレステロールが気になる人は、日々の生活でこれらの食品を取り入れて食生活を改善することをお勧めします。
しいたけ
しいたけには、肝臓が正常に機能するために邪魔な中性脂肪を抑える役割があります。これは、シイタケに含まれるナイアシンや食物繊維によるものです。また、超低密度リポタンパク「VLDL」の合成も減らすことになり、コレステロールを下げる食品として古くから知られています。しいたけに限らす、元々きのこ類はカロリーも低いため、健康のために食べる人は多くいます。
とにかくしいたけがコレステロール対策に有効とされるのは「ナイアシン」を多く含んでいることからきています。ナイアシンを多く含む食べ物であれば、しいたけ以外のものでも構いませんが、しいたけは炒め物や煮物など、調理方法が豊富なため、日々の食生活に取り入れやすいことが長所でもあります。
納豆
納豆も、コレステロール対策に有効とされています。納豆には、ずばり、その名の通り「ナットウキナーゼ」という成分が含まれています。このナットウキナーゼには、トマトのリコピンと同じく、血液をサラサラにする効果があり、血栓予防にも良いと言われています。医学的にも脳卒中など血栓が原因で起こる病気を予防する効果がなあることも証明されているなど、ナットウキナーゼを含む納豆は非常に健康的な食品でもあるのです。を血栓治療薬の代わりに利用する代替療法としても用いられています。
牡蠣
タウリンを含む牡蠣も、コレステロールを下げる食品として利用されます。牡蠣と聞くと、どうしても「海のミルク」と表現されるように、栄養満点であるため、「逆にコレステロールを上げるのでは?」という疑問もありますが、牡蠣に含まれるタウリンには、血中コレステロールを下げる役割があるのです。タウリンといえば、イカやタコなどにも多く含まれていますが、牡蠣に含まれるタウリンの量はイカの2倍と非常に多く、さらに亜鉛などのミネラルを多く含むため、滋養強壮にも効果的です。もちろん、亜鉛摂り過ぎは体によくないため、牡蠣ばかりを食べるのではなく、あくまでバランスの摂れた食事が大切です。