副業OKな企業が増加中！

一昔前であればちょっと考えられないことですが、最近では大手、中小問わず社員の副業を認める企業がとても増えています。

現状、世の中の景気はだいぶ良いのですがそれでもなかなか給料が上がらない中、空いた時間を使って副業に精を出し、生活費やお小遣いを稼ごうと考えるのは極普通の経済活動として認知されています。

ただ、オヤジの副業としてはコンビニやガソリンスタンドでのバイトに対してはちょっと敬遠してしまう人も多いことでしょう。「この歳になって今更こき使われたくない…」そう考えるのも自然なことです。

というわけで今回は、最近流行りのオヤジ向け副業について少々解説していきたいと思います。

在庫・設備投資リスクは抱えたくない

収入を得るためには、自分の体と時間を提供するか、それとも別に事業を始めるかの二者択一になります。前述した通り、体と時間を提供するのは業種によってかなり抵抗感があると思いますから、やはり他人からの干渉をほとんど受けない形でスタートすることのできる「何らかの事業を開始」というモデルがオヤジには適しているでしょう。

ただし、在庫や設備投資をそれなりの規模で実施しなければならない事業というのはかなりリスクが伴います。物を売るための在庫リスクや何かを作るための設備投資リスクを完全に自前の資金で賄うのはそれだけでも苦労します。下手をすると大赤字になってしまいますからね。

ですから、物理的な物を売ったり作ったりする場合は慎重に資金計画や売上計画を練らなくてはならないのです。

オンライン副業の多様化

オヤジだけでなく主婦や学生の間でも人気となっているのがオンライン、つまりインターネットを活用した副業です。ちょっと前まではとても安い単価でのライティング業務（ブログ作成など）が多かったのですが、最近では専門的な知識や資格を活用しての個別指導やアドバイス業務、電子書籍の執筆、ゲームシナリオの作成などかなりの高単価案件もたくさん存在します。

筆者の場合もトレーニングジムでインストラクター業務をする傍ら、オンライン経由での栄養や食事のアドバイス、トレーニングプログラムの作成などを行っています。案件によっては時給換算で5000円以上になるものもありますし、何かニーズの高い専門的知識を持つ人にはとてもオススメです。

他にもオンラインゲームの代行プレイや、YouTubeやSNSを活用しての集客系副業もあるようです。

ネットを使えば資金はほとんど必要なく、アイディア次第で大きなお金を得る可能性もあるのです。

クラウドファンディングの活用もアリ

一つの大きなプロジェクトとして何かを始めたい場合はクラウドファンディングを活用するというのも有効な手段です。生活費を稼ぐ、というのとは少しニュアンスが違いますが、資金を集めそれをテコとして自分の思い描いていた夢を実現しようとするのはこれからの時代当たり前の方法となるでしょう。

半本業のような形で実店舗を伴った事業を始めるにあたってもクラウドファンディングは適しています。パンや蕎麦作りを趣味にしている人や、彫刻や陶芸が趣味という人もネットを使うことで販路を確保できますし設備費用を作ると同時に宣伝広告にもなりますからクラウドファンディングは便利なのです。

お金の存在価値は過去のように固定化されたものではなくなりつつあります。お金は便利なツールとしていろいろな可能性を我々オヤジに提供してくれることでしょう。

副業にしろ新たな本業にしろ、自分のやりたい事と既に手に入れている知識や技術を融合させ新しい可能性にチャレンジしてみましょう。何かを始めるのに「遅すぎる」という事は絶対にないのですから。