ビットコインのハードフォーク・ソフトフォークって何?
- 2018/03/27
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ビットコインの分裂
仮想通貨関連のニュースがよく報道されるようになりました。それだけ、仮想通貨が世間から注目されており、普及し始めているのがわかります。仮想通貨と言えば、ビットコインが有名です。ビットコインは2017年に、ハードフォークにより分裂したのは記憶に新しいと思います。ビットコインのニュースを見ていると、ハードフォークだけでなくソフトフォークという言葉も使われます。このハードフォークとソフトフォークは似て非なるものです。そこで今回は、ビットコインのハードフォークとソフトフォークそれぞれについて解説し、違いについて紹介していきたいと思います。
そもそもフォークって?
ハードフォークとソフトフォークの解説をする前に、まずは「フォーク」の意味について紹介しておきたいと思います。フォークとは、「分岐」を意味しています。そのため、ハードウォークとソフトフォークどちらも、分岐を意味しているのです。「フォーク=分岐」と捉えておくと、ハードフォークとソフトフォークについても理解しやすいです。それでは、ハードフォークとソフトフォークについて解説していきましょう。
ハードフォークについて
ハードフォークを簡単に説明すると、互換性のない仕様変更(アップデート)のことです。基本的にビットコインのハードフォークでは、旧ルールのままと新ルールが適用されるブロックチェーンに分岐します。ルールが違うため、互換性がないのです。そして、ビットコインのハードフォークでは、新しい仮想通貨が誕生します。ハードフォークでは、別々のルールのブロックチェーンとなることから、同じ仮想通貨とは言えません。その結果、新しい仮想通貨は生まれるのです。そのため、ハードフォークとは「互換性のない仕様変更」であり、新しい仮想通貨が誕生すると覚えることができます。
ソフトフォークについて
ソフトフォークを簡単に説明すると、互換性のある仕様変更(アップデート)のことです。ソフトフォークも、一時的にはブロックチェーンが分岐します。しかし、分岐するのは一時的であり、最終的には同じルールとなるため互換性のある仕様変更となるのです。ソフトフォークでも新ルールと旧ルールに分岐されるのですが、過半数のマイナーが支持するルールへと収束することになっています。そのため、一時的な分岐であり、仮想通貨が新しく誕生するようなこともありません。
ハードフォークとソフトフォークの違い
ハードウォークとソフトフォークの違いをまとめると、仕様変更(アップデート)に互換性があるのかどうかです。互換性がない場合はハードフォークであり、互換性がある場合はソフトフォークとなります。そして、ハードフォークの場合は新しい仮想通貨が誕生し、ソフトフォークの場合では新しい仮想通貨は誕生しません。このように、ハードフォークとソフトフォークは似ている言葉でも、意味合いが異なってくるのです。ビットコインを保有している人は、ハードフォークやソフトフォークの情報を集めておくのがおすすめです。
ハードフォークには気を付けろ!
ビットコインのハードフォークには、十分注意をしておく必要があります。なぜなら、ハードフォークは仮想通貨の価格変動に大きな影響を与えることが多いです。ソフトフォークでも価格変動に影響を及ぼすのですが、ハードフォークはより大きな影響を与えます。そのため、ビットコインを保有している人は、ハードフォークの情報には敏感になっておくべきです。ビットコインは、2018年もハードフォークが何度もあるのではと言われています。それだけに、情報をハードフォークの情報を収集して、どうするべきかをその都度判断するべきです。できるだけ正しい情報を収集し、ベストの判断をすることを心がけましょう。